病院のご紹介
「医師の働き方改革」と働きやすい職場づくり
千葉大学病院では、医師の働き方改革をはじめ、職員が生き生きとやりがいをもって働ける職場づくりに取り組んでいます。
「子育てをしながら働き続けることができるように」「プライベートの時間も大切にしたい」など、ワーク・ライフ・バランスの充実に向けて、さまざまな支援を行っています。
医師の働き方改革などに取り組んでいます
「医師の働き方改革」に関する法律(2024年4月施行)により、医師の業務時間の上限規制が始まります。患者さんに安心・安全で質の高い医療を 提供し続けるため、当院をはじめ、全国の医療機関では、医師の業務負担を減らし、健康でやりがいをもって働き続けることができる環境やしくみを整備しています。患者さんやご家族の皆さまにもご協力いただきながら、 医師をはじめとする医療従事者の業務負担軽減および処遇改善に取り組んでいます。
医師の働き方改革
- 自動打刻の勤怠管理システム導入(各自ビーコンを携帯)
- 労務管理研修などによる意識改革
- 他の職種との業務分担(特定行為、書類作成、データ入力など)
- 特定行為看護師および医師事務作業補助者の配置と育成
- 複数主治医制(チーム制)の導入
- ICTツールの導入
- 予定手術前日の当直や夜勤への配慮
- 当直翌日の業務軽減
- 検査説明用動画の作成・活用
- 勤務間インターバル、代償休息の確保
- 健康管理体制の強化(面接指導)
- 子育てや介護の支援制度などの活用推進(「医師キャリア支援センター」を設置)
看護師などとの役割分担の計画など
病院勤務医の負担軽減および処遇の改善に関する取組事項 (PDF形式、445KB)
医師および医療関係職と事務職員等との役割分担計画 (PDF形式、568KB)
医師キャリア支援センターを設置しています
医師キャリア支援センターは、女性医師が経験や工夫を共有する場として活動を開始した「立葵の会」の業務を引き継ぐ形で設立されました。
センターでは、妊娠・出産・育児に関する支援制度や医療機関別のサポート体制をまとめた「医師キャリアサポートブック」の発行や、制度利用者の声が直接聴けるシンポジウム開催等、医師一人ひとりのキャリア形成を支援するために、働き続けられる職場環境を整える活動をしています。
患者さんにも「医師の働き方」へのご協力をお願いしています
当院では院内の業務の効率化に努めるとともに、当院をご利用の皆さまにも以下のことをホームページの関連ページや掲示物、配布物でお願いしています。
- 患者さんへのご説明や、相談対応などは平日午前9時~午後4時45分に行います
- 土日・祝日・平日夜間は主治医ではなく、当番医が担当します
- 救急診療は、症状が重く、緊急性が高い場合のみに行います
- 予約日時の変更は、なるべくお控えください
- 当院で高度急性期を脱したら、地域の医療機関などにお移りいただきます
くわしくは「「医師の働き方改革」に関するお願い」をご確認ください。
働きやすい職場づくりに取り組んでいます
すべての職員が健康で生き生きとやりがいをもって働ける職場づくりに取り組んでいます。
「子育てをしながら働き続けることができるように」「プライベートの時間も大切にしたい」など、ワーク・ライフ・バランスの充実に向けて、さまざまな支援を行っています。
「院内保育所」で職員の子育てをバックアップ
病院の敷地内に教職員対象の院内保育所「さつき保育園」(定員132名)があり、生後9週目から就学前まで受け入れています。広い園庭が自慢で、遊具も充実。近隣の幼稚園と連携しているので、3歳以上は幼稚園への通園も可能です(送迎バスが保育園前まで来ます)。夜間保育、病児保育は好評で、病児保育は看護師が常駐し、生後5ヵ月後から就学前までを対象に、別室でお預かりします。
さつき保育園利用者募集のお知らせ(教職員対象)
さつき保育園の2025年4月入園者を募集します。
詳細は募集のお知らせをご確認ください。
- 募集のお知らせ(2025年4月) (PDF形式、192KB)
- さつき保育園利用細則・利用申請書 (PDF形式、387KB)
- 就労証明書 (Excel形式、36KB)
※申請書提出期限:12月5日(木)
(注)「ご利用のしおり」をご希望の職員は、総務課労務係までご連絡ください。
就労証明書を作成していただく事業者様へ
さつき保育園では、内閣府と厚生労働省が定めた標準的様式の就労証明書を使用していますので、下記の様式をダウンロードのうえご記入をお願いいたします。
なお、手書きの場合は、様式ファイル内の記入要領をご参考にご記入ください。
就労証明書(Excel形式、36KB)
学童保育園
平成28年4月、学童保育園が院内にオープンしました。お預かりする対象は、小学校1年生から6年生(定員30名)です。
職員アメニティの設置
「食事や休憩ができる職員用のスペースがもっとほしい」との要望に応え、院内各所に職員用のスペース「職員アメニティ」を設置。女性専用のパウダールームも備え、リフレッシュ空間となっています。
職員食堂をリニューアル
食堂に関するアンケートを実施し、職員の要望を踏まえた、メニューの改善・レイアウトの変更などのリニューアルを実施しました。新たなサービスのサラダバーや、気軽に食事ができるカウンター席が好評です。
スタッフケアセンターを設置
当院では、職員のフィジカル・メンタルの不調に対応するため、平成28年4月にスタッフケアセンターを設置。産業医、臨床心理士および看護師の連携のもとで、職員の健康管理にも力を入れてます。
職員のレクリエーションをサポート
当院では、職員のリフレッシュとコミュニケーションの円滑化を目指して、職員が主催するレクリエーションのサポートをしています。看護部を中心とした多職種でバレーボール大会などを行い職員が爽やかな汗を流しています。