入院のご案内
感染予防対策のお願い
当院では施設基準として定められた感染対策(環境清掃や医療機器・機材の管理、標準予防策・経路別予防策など)の遵守に努めていますが、感染症の原因となる病原性微生物は目に見えないため、感染経路が特定できない感染症が拡がることがあります。
見えない病原性微生物から患者さんを守るため、患者さんご自身・面会の方々にも感染予防策を実施していただきますようお願いします。
手指衛生
- 「手」は、無意識にいろいろなところに触れているため、特に食事の前、トイレの後、病室に入室・退室される時などは、手指衛生を行ってください。
- 速乾性アルコール手指消毒剤や流水による手洗いで、手が荒れることがあります。手荒れの痛みで手指衛生が不十分とならないよう、ハンドクリームなどで手荒れを予防しましょう。
速乾性アルコール手指消毒剤
速乾性アルコール手指消毒剤は目立った汚れがない時に効果的です。
- 1. 手の平にとる
- 2. 爪を入念に
- 3. 手の平をまんべんなく
- 4. 指の間も十分に
- 5. 指の間も十分に
- 6. 最後に手首も忘れずに
石鹸と流水
石鹸と流水は、明らかに汚れがある時に効果的です。
- 1. 手の平をよくこする
- 2. 手の甲をこすり洗い
- 3. 洗い残しの多い指先を入念に
- 4. 指の間も十分に洗う
- 5. 親指をねじり洗いする
- 6. 最後に手首も忘れずに
マスク着用のお願い
- 病院内では、マスクの常時着用をお願いします。
- マスクは、必ず不織布マスクを着用してください(布製、ウレタン製は避けてください)。
- 不織布マスクは、病院内の売店、みなみ棟1階エレベーターホールの自動販売機で販売しています。
- マスク未着用で咳やくしゃみをする際は、ティッシュなどで口や鼻を覆ってください。
- 鼻水や痰などが付いたティッシュはゴミ箱(袋)に捨て、手洗いをしてください。
病院スタッフ訪問時のマスク着用
個室内、大部屋の占有スペース(ベッド周囲のカーテンの内側)に患者さんお一人でいる際にはマスクを外してもかまいませんが、スタッフなどが訪問した時など、お一人ではない場合は、マスクを必ず着用してください。
リハビリや検査時のマスク着用
リハビリや検査の時も、マスクを着用してください。ただし、息苦しさなどを感じた時は、無理をせず、リハビリ担当者などにお申し出ください。
受付やラウンジ、売店などでのマスク着用
ベッドを離れて、病棟スタッフステーションやデイラウンジ、売店などに行く際にも、必ずマスクを着用してください。
感染を広げないために
院内感染が発生した(疑われる)場合や感染対策の強化が必要な場合
- 鼻腔や咽頭、便などの検査をさせていただくことがあります。
- 状況によっては、感染の拡大防止のため、病室を移動していただいたり、スタッフが専用の 防護具を着用したりすることがあります。
スタッフが、患者さんに使用した針などの機材で受傷した場合
- 速患者さんに採血検査をお願いしたり、検査室に保管されている患者さんの採血検体を使って検査を行ったりすることがあります。