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外来化学療法のご案内

外来でがんの化学療法、炎症性疾患の生物学的治療などを行っています

千葉大学病院の通院治療室では、新しく完成した外来棟5階のゆったりとしたスペースに49ベッドをご用意し、外来でがんの化学療法、炎症性疾患の生物学的治療などを行っています。
治療件数は年々上昇し、年間20,000件を超えています。通院治療室では専門・認定看護師、専門医師、専門薬剤師を含む15名前後のスタッフが常駐し、ご利用される患者さんの主治医と密接に連携をとっています。
さらに、通院治療室のスタッフ間でも毎朝カンファレンスを行い、安全で有効な治療ができるよう万全の準備をしています。治療中は副作用対策のアドバイスも行っていますので、気軽にご相談下さい。
ガラス張りの5階治療室からの眺望は格別です。副作用を少しでも軽く感じていただけるよう、ゆっくり安心して治療を受けられる工夫をしていきます。

  1. 当院ではがん薬物療法専門の医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などが常駐し、ご利用される患者さんの主治医を含めて共同して外来化学療法の実施などの管理を行っています。
  2. 副作用に関するご相談は、主治医以外に通院治療室のスタッフにもご相談することができます。
  3. 副作用などの懸念があり、時間外に来院を希望するなど緊急の相談が必要な場合には、病院代表電話にご連絡下さい。主治医の診療科当直医におつなぎし、当直医より回答致します。その際、必要に応じて他の専門の医師、看護師、薬剤師などと協議することもあります。
  4. 副作用の検査、治療などのために入院をお願いすることがあります(時間外を含む)。
  5. 当院で実施される薬物療法の方法(レジメン)は、専門の委員会で審議・承認されたものが登録され、登録されたもののみが使用されます。またその妥当性は定期的に見直し、適宜修正されています。登録されたレジメンの約90%は外来でも実施可能であり、当院で行われる点滴によるがん薬物療法の約80%は外来で行われています(2022年実績)。

外来化学療法施行患者数の推移

図:患者数の推移棒グラフ

通院治療室の設備

ベッド・コーナー ベッド(テレビ・床頭台付)×32台
リクライニングシート・コーナー リクライニングシート(テレビ付)×17台
情報コーナー 各種資料、医療用かつら見本など