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初めて薬学部と合同でDMAT搬送訓練を実施

2025年08月05日

7月15日(火曜日)、当院と同じ亥鼻キャンパス内にある薬学部と初めて合同でDMAT搬送訓練を実施しました。今回は、現場活動における実践力の強化、本部へのリアルタイムな情報連携を目的に、現場到着から本部への報告、傷病者の緊急度や重症度に応じて搬送の優先度を決めるトリアージ、そして病院救急車を使用した患者搬送まで、一連の流れを本番さながらに確認しました。薬学部からは「DMAT隊員が何をするのか、わかった」との声が聞かれました。今後の隊員育成に向けて、事前に院内で見学を呼びかけたところ、職種問わず関心を持っている職員が集まり、訓練を見守りました。
備えを重ねることで、現場の実践力へとつながります。千葉県の災害拠点病院でもある当院は、大学病院として地域の中核医療を担いながら、これからも災害時の即応体制を強化してまいります。

DMATとは

大規模災害や多数傷病者発生の可能性のある大事故の現場で医療行為を行う、医師、看護師や業務調整員(事務職員など)で編成される災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)

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出動前に準備と手順を確認
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傷病者にトリアージをする隊員
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傷病者に声をかけながら、ストレッチャーで搬送
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訓練の最後に振り返りと総評を行い、改善点や気づきを共有

訓練の様子は、当院公式Instagramでもご紹介しております。ぜひご覧ください!