診療科・部門
次世代医療構想センター
千葉をモデルに持続可能で質の高い保健医療の提供を目指します
千葉で起きている保健医療に関する課題は、日本全体の問題であり、その地域に住んでいる人々の問題、そして医療従事者一人ひとりの働き方・生き方の問題でもあります。次世代医療構想センターは、「2040年問題」といわれる生産年齢人口の激減や疾病構造の大きな変化を見据え、3つの方針で研究・開発、公益性の高い事業、そして次世代の人材育成を行っています。これにより千葉大学病院の「社会・地域医療へ貢献します」という基本方針を実践します。
- 【方針1:研究開発から課題解決へ】
質が高く持続可能な保健医療を次世代に引き継ぐために、日本の保健医療の課題を客観的なデータと実態に沿って明らかにし、多職種の専門家により解決方策を開発し、自ら実行します。 - 【方針2:千葉をモデルに全国各地に展開】
千葉を1つのモデルとして、日本全体・都道府県・市町村それぞれの視座を持ちながら、別の地域でも適用可能な手法を実践します。 - 【方針3:多くの主体ともに研究開発と実践】
国や自治体・企業・医療機関・その他の法人と密に連携し、多くの主体とともに共同して研究開発と課題解決を遂行します。
研究体制
保健医療を取り巻く課題は多くの要素があり、単一のアプローチだけでは解決できません。
そこで当センターは医療政策学・医療情報学・生物統計学・予防医学・地域保健学・精神保健学・産業保健学・臨床看護学・臨床医学などの多彩な経験と専門性を持ち、かつ意欲あるメンバーにより構成されています。学際的な「社会医学」の専門家集団による、従来にない新しい解決手法を目指します。
研究内容
当センターは2019年より活動を開始し、これまで多彩な成果を発信してきました。
2024年現在も複数の研究・開発、公益性の高い事業、人材育成を同時並行して展開しています。
徐々に日本全国から注目が高まり、意欲的な若手・中堅が集まり続けています。当センターの活動に関心のある自治体・法人・または学生・研究者の方は、下記の「次世代医療構想センターホームページ」よりお問い合わせください。意欲的な主体の参画を歓迎します。
次世代医療構想センターの活動プロジェクト(2024-)(PDF形式、424KB)
千葉⼤学医学部附属病院 次世代医療構想センターホームページへ
スタッフ一覧
氏名 | 役職・職位 | 専門分野 | 認定医・専門医等 |
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センター長、特任教授 | 医療政策学、医療情報学、社会医学、精神保健学 | 精神保健指定医 日本精神神経学会精神科専門医・指導医 労働衛生コンサルタント(保健衛生) 社会医学系専門医協会社会医学系専門医・指導医 日本医療情報学会医療情報技師 公認心理師 |
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特任准教授 | 生物統計学・データサイエンス | |
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特任講師 | 整形外科学、診療情報管理学 | 日本救急医学会救急科専門医 日本整形外科学会整形外科専門医 日本内科学会内科認定医 日本病院会診療情報管理士 |
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特任講師 | 腎臓内科、在宅医療 | 日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓内科専門医 日本透析医学会専門医 日本医師会認定産業医 |
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特任講師 | 皮膚科学、医療データ分析 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医・指導医 |
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特任研究員 | 麻酔科学、医療情報 | 日本医師会認定産業医 医療情報学会医療情報技師 |
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特任研究員 | 老年看護、地域医療政策、生活習慣病予防 | 看護師、保健師、衛生管理者 |
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特任研究員 | 母子保健、精神保健 | 看護師、保健師 |
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特任研究員 | 公衆衛生、行政保健、子ども子育て支援 | 看護師、保健師 |
武内 淳子 | 事務補佐員 |