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千葉大学病院がんゲノムセンターでエキスパートパネルを開始しました

2025年06月20日

千葉大学病院は令和6年10月1日付けにて、厚生労働省から「エキスパートパネル実施可能がんゲノム連携病院」に指定されました。この指定により、院内でエキスパートパネル(ゲノム情報の臨床的解釈のための専門会議)を開催することが可能になりました。

がんゲノム医療とは、がん細胞の遺伝子(=ゲノム)を調べて、患者さん一人ひとりのがんの特徴(遺伝子変異)に基づいて治療を行うがん診療です。
遺伝子変異の特徴に基いた新薬が続々と登場する中で、がんゲノム医療は遺伝子変異別の治療を可能とし、従来の治療(化学療法など)では効果がなかったがんや治療法が見つからなかったがんへの治療の選択肢を広げてくれるものです。

この度、令和7年6月11日(水)に当院独自のエキスパートパネルを開始しました。今後もエキスパートパネルを定期的に実施いたします。

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当院はこれからも高度なゲノム医療を一人でも多くのがん患者さんに届けるため、診療における院内外の連携強化に努めてまいります。