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再発・進行頭頸部がん患者を対象としたiPS-NKT細胞動注療法に関する第Ⅰ相医師主導治験が完了しました

2024年07月05日

千葉大学病院(病院長:大鳥精司)と理化学研究所生命医科学研究センター(センター長:山本一彦)は、iPS細胞からNKT細胞を作製した「iPS-NKT細胞」を、頭頸部がん患者さんの腫瘍血管内に直接投与する治療法を第Ⅰ相医師主導治験(First in Human試験)として行ってきました。

このたび、本治験で目標症例数を達成し、iPS-NKT細胞を高用量で投与した際の人での安全性が示されましたので、ご報告いたします。今後、詳細なデータ解析を行った上で国際誌に内容を発表するとともに、iPS-NKT細胞の有効性を高める新たな治療法の開発に取り組んでまいります。