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出産入院時の診療費に係る消費税額の誤徴収について
2022年08月05日
千葉大学病院において、妊娠中および出産後の入院における費用の一部について、消費税の課税対象を誤り、本来徴収する必要のない消費税額を徴収していたことが判明いたしました。
ご迷惑をおかけした患者様をはじめ、関係の皆様に深くお詫びするとともに、今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
本件の概要、返金方法等については、以下をご確認くださいますようお願いいたします。
概要と対応
誤徴収の概要
1991年の消費税法改正により「非課税扱い」とされた費用に該当する出産入院時の新生児おむつ代及び新生児聴覚スクリーニング料等を誤って「課税扱い」とし、消費税相当額を徴収していました。
判明の経緯
厚生労働省からの2021年12月27日付けの事務連絡で、助産に係る消費税の非課税措置が再周知されたことを受けて、当院の状況を確認したところ、今回の事案が判明しました。
再発防止策
新たな料金設定の際に非課税措置について認識不足があったこと、その後の税率改正等の際に確認不足があったことが原因と考えられますので、今後、新たな料金設定の際には、関係法令等を十分に確認するとともに、関係法令等の改正時には複数の職員による内容確認を徹底してまいります。
判明後の対応
誤って課税扱いとしていた費用を特定し、2022年4月1日、非課税扱いに規定を改正し、同日以降の診療に係るお支払い分から非課税扱いになりました。
2022年3月31日までの誤徴収額については、返金いたします。
返金について
対象となる費用
助産に係る実費(新生児おむつ、大人用紙おむつ、尿取パット、新生児聴覚スクリーニング料、新生児オプショナルスクリーニング検査)
対象となる期間
2002年4月1日から2022年3月31日までの患者様お支払い分
※当院が非課税扱いに規定改正した日の前日から20年間さかのぼります。
対象者数、返金額、返金方法
- (1)
- 2014年3月1日から2022年3月31日までの患者様お支払い分
3,098人 総額1,481,060円(1人当たりの平均返金額478円) ※遅延損害金を除く- 対象の方に必要書類を郵送いたします。
- 必要書類をご返送いただき、口座振込にて返金いたします。
- (2)
- 2002年4月1日から2014年2月28日までの患者様お支払い分
- 会計データが存在しない期間のため、当院で対象の方を確認することができません。
- お申し出いただいた方に、領収書などを確認の上で、必要書類を提出いただき、口座振込にて返金いたします。
お問い合わせ先
千葉大学医学部附属病院 医事課(返金相談窓口)
電話:043-222-7171(代表)