1月17日（火曜日）、DMAT※隊員を対象とした災害訓練を実施しました。今回の訓練は、千葉市を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生した想定のもと、緊急時対応の手順を確認しました。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から今年で28年。千葉でもいつ起こるかわからない災害に備え、いつでも出動できるように、当院ではDMAT訓練に力を入れています。
訓練は年５回行っており、衛星電話の使い方やストレッチャーの操作方法、救急車の運転技術の修得を3ステップに分けてレクチャーし、第５回の今回は、1年間で学んだことを活かして、１）活動拠点本部の設置、２）WEB会議システムTeamsによる連絡体制の確保、３）病院救急車を使用した傷病者の搬送、４）衛星電話を使用した活動拠点本部との状況報告など一連の流れを災害時の状況にできる限り近づけて、訓練を行いました。

※DMATとは
大規模災害や多数傷病者発生の可能性のある大事故の現場で医療行為を行う、医師、看護師や業務調整員（事務職員等）で編成される災害派遣医療チーム（Disaster Medical Assistance Team）