目的と特徴
目的
地域の医師及び歯科医師の方々の生涯学習に資するとともに、本院と地域の病院、診療所との連携を促進し、地域医療の充実と発展に寄与することを目的としています。
特徴
今日の医学・医療における進歩発展は目覚ましく、患者の生命をあずかり、QOLの向上を計る医師や歯科医師には、絶えず最新の医学・医療の知識の修得および技術の研鑚が求められております。
一方、社会的には少子、高齢化の進行に伴い疾病の構造が変化し、これに対応して在宅医療の重視、介護ニ-ズの増加、社会保障全体の枠組みの見直し、医療提供体制の見直しが求められています。
このような背景を踏まえて、国では、平成元年度に、地域の開業医や病院などの勤務医の方々に、全国の国立大学病院を開放して、医学・医療の体験学習の場を提供し医師の生涯教育を推進する「研修登録医制度」が整備されました。
本院においては、これを契機に、「研修登録医」と卒業直後の医師の臨床研修を組織的、効率的に推進するため、「卒後・生涯医学臨床研修部」が平成元年5月29日に設置されました。「研修登録医」の受入れと管理体制はこの研修部が窓口となり、平成元年11月1日より本制度を開始しました。
その後平成17年7月に「総合医療教育研修センター」と名称を変更し、さらに研修登録医制度を充実させるためにプログラムの全面的な見直しを開始しました。一般医家の先生方に総合医としての診療能力の向上に役立つようなプログラムを作成し、提供できるように努めております。
開業医や勤務医の方々が、この制度を積極的に活用され、本院での体験学習、生涯教育を通して臨床能力をさらに向上させ、地域住民さらには国民全体の健康の維持、増進に寄与できることを期待しております。
研修期間
当該年度の4月1日から3月31日までの間で、1か月以上12か月以内(月単位)です。
生涯医学教育(研修登録医)プログラム
41診療科(部)・76プログラムを用意しています
内科診療部門
外科診療部門
感覚・運動機能診療部門
脳神経精神診療部門
小児・母性・女性診療部門
放射線診療部門
総合診療部門
中央診療部