千葉大学医学部附属病院 総合医療教育研修センター

研修医インタビュー

千葉大学病院の研修を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、臨床研修中に関連病院で4ヶ月間研修できるという他の研修施設にはない独特な管理型プログラムです。実際に、関連病院で研修した4ヶ月間は、想像以上に濃いもので、自分にとって大きな財産になったと思います。来院する患者さんの層や症例も様々で、大学病院とは症例や診療体制など全く異なる病院歯科の臨床現場で経験を積むことができました。
2つ目は、“実践”を重視して学べることです。口腔外科だけでなく一般歯科の症例も多く、上級医及び研修2年目の先生方から何事も“実践”を通して臨床の知識を技術と直結させながら学べる研修スタイルにやりがいを感じました。千葉大学病院に戻ってからは、全身疾患のある患者さんの歯科治療や口腔管理について日々学んでいます。口腔がんの症例が多いため、術前から術後までを通して口腔だけではなく全身的に患者さんをフォローするなど、知識・技術ともに口腔外科を幅広く経験でき、何より、上級医の先生方が熱心に指導して下さり、教授をはじめ医局全体がアットホームな雰囲気です。毎日忙しくも楽しい研修生活を送っています。

千葉大学病院での歯科臨床研修を始めて早くも2年を迎えようとしています。 この病院の臨床研修を志望した一番の理由は口腔がん治療に興味・関心があったからです。
学生時代には口腔外科学について学んではいましたが、口腔がんについてはあまり触れてこなかったため臨床研修を受ける際には口腔がんを専門に扱う口腔外科病院で研修を受けたいと考えていました。
実際に臨床研修を行い、口腔がんの診断、治療法、周術期管理等深く学ぶことができました。
口腔がんだけではなく、智歯抜歯や嚢胞摘出等の様々な口腔外科処置、様々な既往を抱えた患者さんの一般歯科治療についても、数多くの経験を積むことができました。この病院での臨床研修を受けていなければここまで成長はできなかったと思います。 今後は大学院へ入学し、より専門性のある研究や臨床に関与させていただくことになると思いますが、臨床研修で培ったことを活かしていきたいです。