歯科医師卒後臨床研修プログラム説明会は、例年5月~6月頃(平日)に開催します。
卒後臨床研修(歯科医師)プログラムの目的と特徴
目的
- 患者中心の全人的医療を理解し、すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(態度、技能および知識)を身に付け、生涯教育の第一歩とすること
- 一般歯科医療の態度・技術・知識の習得はもとより、医科各科との連携による全身管理・全人的な医療の基本の習得
- 歯科医療をとりまく環境が大きく変化していることを受け、歯科医師に求められることを習得する
- 基本的・統合的な歯科診療能力を身に付ける
- 口腔の疾病治癒・機能回復だけではなく、口腔領域に関係した全身管理を含めた健康回復・増進を図る
- 患者に必要な情報を十分提供し、患者が納得して医療を受けられるよう十分なコミュニケーションを図り、予後を踏まえた診療計画を立てる
- 歯科医師としての人格を常に陶冶していく
特徴
独自の2年コース
他施設には無い、質・量ともに充実したものとなっており、1年の研修期間の中で充実した研修を行うことは非常に難しく、独自の2年コースを設定している。指導医は臨床経験5年以上の指導歯科医講習会受講者が担当する
あらゆる口腔疾患に対応しうる設備
一般歯科診療はもとより、埋伏智歯の抜歯から口腔癌までを11台の歯科ユニットおよび11床の入院施設を有している
多彩な歯科治療への取り組み
有病者における歯科治療にも積極的に取り組んでいるほか、口腔癌進展症例では、放射線科、耳鼻咽喉科、脳神経外科とのチームアプローチによる治療も行っている
医学部附属病院としての特性
医学部附属病院としての特性を生かし、全身管理の知識・技術の習得も行うよう努め、全人的医療の実践を目標にしている
(社)日本口腔外科学会の認定医取得
3年目以降では歯根端切除術・顎嚢胞摘出術等の歯科口腔外科手術一般の習得に努め、(社)日本口腔外科学会の認定医を取得することを目標としている
多彩な進路
将来、(社)日本口腔外科学会の専門医取得を目指したり、大学院へ進学する進路も用意されている
研修医の評価
千葉大学医学部附属病院長が研修修了の認定を行う。また、研修管理委員会が、研修プログラム及び研修医の全体的な管理、研修状況の評価などを行う
関連病院
関東一円に17施設あります。
- 1
- さんむ医療センター
- 2
- 千葉メディカルセンター
- 3
- 船橋中央病院
- 4
- 千葉県こども病院
- 5
- 成田赤十字病院
- 6
- 船橋市立医療センター
- 7
- 千葉医療センター
- 8
- 君津中央病院
- 9
- 千葉ろうさい病院
- 10
- 東千葉メディカルセンター
- 11
- 県立佐原病院
- 12
- 千葉県循環器病センター
- 13
- 済生会習志野病院
- 14
- 千葉県がんセンター
- 15
- 我孫子聖仁会病院
- 16
- 白井聖仁会病院
- 17
- 深谷赤十字病院
2025年度卒後臨床研修プログラム(歯科医師)
千葉大学医学部附属病院単独型歯科医師臨床研修プログラム
プログラムA
- 2年間、大学病院で一般歯科、口腔外科を専門的に学びます。
千葉大学医学部附属病院管理型歯科医師臨床研修プログラム
プログラムB
- 1年目に4カ月間、協力型(Ⅰ)臨床研修施設で研修し、一般歯科、口腔外科、地域医療を学びます。
- 協力型(Ⅰ)臨床研修施設:君津中央病院、深谷赤十字病院、船橋中央病院、千葉メディカルセンター、千葉ろうさい病院