安全性評価室 / 臨床試験部棟
被験者の方々が安心して臨床試験に参加できるような環境を整えることが私たちの役割です。
私たちは臨床試験で収集された安全性情報を科学的、倫理的に評価し、通知文書の作成、伝達を行っています。このために、試験責任医師、試験分担医師と緊密な連絡を取り、重篤な有害事象の発生時には迅速かつ詳細な報告を求め、適切な対応をとるように努めています。
また、臨床試験実施計画書(プロトコール)の作成の段階で研究計画を検討し、被験者への安全性に十分配慮した試験の実施に向けた助言も行っています。
スタッフ紹介
- 室長/特任助教
- 氏名:藤本 真徳

- 学位・資格
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医博士(医学)
- 入職年度・職務経験
- 2012年千葉大学医学部卒業。三井記念病院で内科初期研修後、千葉大学附属病院で現在まで勤務。博士課程在籍中は免疫系と代謝の相互作用をテーマにOmics解析を用いた基礎研究に従事。卒業後、2019年より現職。同年よりImPactチーム(チェックポイント阻害剤等の免疫関連有害事象を評価、対応する院内のチーム)の内分泌領域担当として、各診療科と連携。
- ひとこと
- 臨床試験は患者さんの善意の積み重ねで成り立ちます。報告された有害事象を評価し、試験の安全性を担保する一助になればと思います。基礎研究を通して得た免疫学・分子生物学・遺伝学の理解が業務に役立つことがあると感じます。最近の趣味は子供とのお散歩です。