千葉市街を一望できる緑豊かな環境にあり、丘の上の病院として親しまれています。千葉の患者さんにとって最後の砦です。
診断から集中診療まで見届けることができ、他の診療科の医師との協力体制も整っています。
総合医療教育研修センターの使命は、大学病院において実施される医療人(医師、看護師、薬剤師等)の臨床教育、卒後研修、生涯教育を包括し、より組織的、効率的に企画、管理、運営することです。そして、患者、医療人のニーズにマッチした教育・研修、医療を大学病院から提供することで、国民の健康の維持・増進に貢献していきたいと考えています。
高齢社会を迎えて急性疾患から慢性疾患の診療に重点が移っています。医師ばかりでなく看護師、療法士などコメディカルが協働で継続的に医療に携わるようになってきました。このような状況で医療の質を高めていくには、医師ばかりでなく多くのコメディカルが、新たな医療状況に対応できる能力を継続的に修得していく卒後研修、生涯教育が必要です。千葉大学医学部附属病院では平成元年に医師の生涯教育を推進するために卒後・生涯医学臨床研修部(研修部)が設置され、一般医家の診療能力向上に寄与してきました。この17年間の実績を踏まえて、医師と共にコメディカルの生涯教育を大学病院のリソースを有効活用して効率的に実施するために、研修部は平成17年7月に総合医療教育研修センター(センター)に改組されました。今後、センターを中心に大学病院は患者、医療人のニーズにマッチしたコンテンツを提供し、地域医療にさらに貢献していきます。