診療案内

(教授)
アレルギー性鼻炎は好発時期から通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎に分けられます。多くの症例で原因となるアレルゲンの同定が可能で、通年性アレルギー性鼻炎ではダニが主な原因となり、季節性アレルギー性鼻炎では原因のほとんどが花粉であるため花粉症ともいわれます。花粉症の原因花粉として多くが知られていますが、特に国内ではスギやヒノキといった樹木花粉が挙げられます。全国民のアレルギー性鼻炎の罹患率は40%を越え、さらに依然として患者数は増加しているとされています。患者さんの学業、仕事、睡眠に様々な障害を引き起こすことが明らかになっています。また、喘息を引き起こす大きな原因となることも明らかになっています。アレルギー性鼻炎の治療には原因物質の回避と症状を抑制する薬物治療が広く行われています。一方で、症状が自然に改善することは簡単には見られず、特に小児では多くは改善がないままに成人に移行しています。
近年、アレルゲン免疫療法(減感作療法)、特に重篤な副作用が少なく、自宅で投与が可能な舌下免疫療法が登場し注目されています。現在のところ唯一、アレルギー性鼻炎の自然経過を改善し、他の原因によるアレルギー性鼻炎や、喘息など他のアレルギー疾患の発症の予防効果があることが示唆されています。
当耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の診断、原因物質(アレルゲン)の検索、薬物療法、免疫療法も含めて最新のアレルギー性鼻炎の治療を実施しています。
外来診療について
初診は医療機関からのFAX予約制となります。詳しくは、千葉大学病院ホームページをご確認ください。
診療日
診察室 | 時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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アレルギー センター (耳鼻咽喉・ 頭頸部外科) |
午前 | |||||
午後 | 米倉 修二 飯沼 智久 |
飯沼 智久 栗田 惇也 |
飯沼 智久 米田 理葉 |
診療スタッフ
医師名 | 役職・職位 | 専門分野 | 認定医・専門医等 |
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![]() 米倉 修二 |
副センター長、准教授 |
耳鼻科、アレルギー |
|
![]() 飯沼 智久 |
助教 |
腫瘍、鼻アレルギー・免疫 |
|
![]() 米田 理葉 |
助教 |
腫瘍、耳鼻咽喉科一般 |
|
![]() 栗田 惇也 |
助教 |
腫瘍、耳鼻咽喉科一般 |
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