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アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とドライアイ

アレルギー性結膜炎は、花粉などのアレルゲンが目の表面の結膜に付着し、アレルギー反応が生じて目の充血やかゆみを生じます。

ドライアイ(いわゆる“かわき目”)により、涙が減少し、目の表面が荒れると、花粉などのアレルゲンが目の中に長くとどまり、アレルギー反応を引き起こしやすくなります。

また、アレルギー性結膜炎が悪化することで、目の表面に炎症などが生じて、さらに乾きやすくなります。

このようにドライアイの方では、アレルギー性結膜炎が悪化し、さらにドライアイも悪くなるという負の循環が生じています。

アレルギー性結膜炎とドライアイ

アレルギー性結膜炎とドライアイの治療法

左にスライドさせてご覧ください。

アレルギー性結膜炎 ドライアイ
  • 抗アレルギー薬
  • 副腎皮質ステロイド薬
  • 免疫抑制剤
  • 人工涙液点眼
  • ヒアルロン酸製剤(注)
  • 低濃度ステロイド点眼
  • ムチン産生促進
  • 涙点プラグ

(注)スイッチOTC(病院で使う薬と同成分)が2020年9月から市販されています 。

日常でできる対策は?

左にスライドさせてご覧ください。

アレルギー性結膜炎 ドライアイ
  • 花粉などアレルゲンを避け、接触しない
  • 手洗い、洗顔など
  • コンタクトは一日使い捨て
  • 保護用ゴーグル
  • エアコンなど調節し、室内を加湿
  • コンタクトよりは眼鏡
  • 画面(スマホ等)を長時間凝視しない
  • 保護用ゴーグル
保護用ゴーグル

花粉の侵入を防ぎ、目の乾燥を予防する効果もあり各種市販されています。
ウイルス対策にも有効!