情報公開文書

ページタイトル画像

ベッドセンサー システムを用いた連続的生態情報から、がん終末期患者の予後を予測可能なアルゴリズムを作成する後ろ向き観察研究

患者の皆様へ

2022年2月14日
麻酔・疼痛・緩和医療科

現在、麻酔・疼痛・緩和医療科では、「がん緩和ケア患者の予後をベッドセンサーシステム(BSS)生体情報より予測する」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では(2017年12月から2022年2月までに千葉大学医学部附属病院緩和ケア病床に入院された患者様)の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名

「ベッドセンサー システムを用いた連続的生態情報から、がん終末期患者の予後を予測可能なアルゴリズムを作成する後ろ向き観察研究」

2.研究の意義・目的

「がん患者さんののこされた時間を正確に把握することが、非侵襲的な検査方法で明らかにすることにより、患者さん、ご家族にとって重要な時期を目的をもって過ごすことが可能となります。我々の開発したBSS装置により測定された各種パラメータにより予後予測が可能かどうか検証します。」

3.研究の方法

2017年12月から2022年3月までに千葉大学医学部附属病院緩和ケア病床に入院された患者様にはBSS開発目的に、BSSの装着及び各種データの利用についてご説明し同意を取得しております。 この時のデータを再利用させていただきます。

4.個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学医学部附属病科長室の鍵のかかる保管庫で保管します。

5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関 :千葉大学医学部附属病院 麻酔・疼痛・緩和医療科
本件のお問合せ先:医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科
         医師 田口 奈津子
         043(222)7171 内線6771(麻酔科臨床研究室)