千葉大学病院

看護部

2月7日に、「プリセプター準備研修」を行いました。この研修は、次年度に新人看護師の指導を担当する看護師が、プリセプターとしての心構えや関わり方などを学ぶものです。

研修では、まずキャリア開発室の副看護師長から、プリセプターの心構えとして、指導者から新人への一方的な働きかけによるものではなく、新人と指導者との対話に重点を置き、新人が自ら生き生きと学べるよう学習を支援する姿勢で取り組むことについて講義を受けました。

後半は、グループワークで、新人看護師が患者さんの吸引を行う場面を設定し、どのような言葉かけや態度で関わるとよいのか考えながらシナリオを作成しました。そのあと、2つのグループがペアになり、お互いのシナリオに沿ってロールプレイを行いました。自分が新人看護師だった頃のことを思い出しながら、新人看護師の気持ちになって新人看護師への言葉かけなど効果的な関わり方について、意見交換を行いました。

研修生からは、「新人が話しやすい雰囲気を作ることが大切だと感じた」「一方的に教えるのではなく、対話を通して学びあえる関係を大切にしたい」「新人と一緒に、看護師として、人間として成長していきたい」などの学びが聞かれました。

研修生たちは、4月に入職してくる自分たちの後輩となる新人看護師と、看護師として一緒に成長することを楽しみにしています。

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  副看護師長からの講義

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  グループワークによるシナリオ作成