
看護師を目指したきっかけは、高校生の頃に家庭科の授業の一貫で性教育に関して学び、医療的な立場から生まれてきた子どもや患者さんに関わる仕事に興味を持ち、看護師という職業を選びました。なかでも小児科での看護に強い関心があり、志望してきました。
現在、小児科病棟に所属しており、配属されてから約10年経ちます。中堅看護師として、先輩から教わったことや医師から指導されたことを後輩に伝えながら、患者さんの安全と安楽を守り、治療が円滑に進むよう努めています。糖尿病療養指導士の資格を取得後は、外来にて小児期の糖尿病患者さんとも関わっています。患者さんやそのご家族の困りごとに耳を傾け、医師と協働して問題点を把握し、治療のサポートに努めています。また後輩の中にも糖尿病に関心を持って働いているスタッフがおり、指導や相談に応じる中で、自分自身も学びを深める機会となっています。
病院内で患者さんと接する時間が最も長いのは、看護師だと考えています。その中で、患者さんの状態の変化をいち早く察知することが、看護師として最も重要な役割の一つだと思っています。患者さんの病状の回復に向かうだけでなく、悪化した場合にも、体調の変化を正確に把握し、アセスメントした情報をチームで共有することを心がけています。また、医師と連携しながら、患者さんにとってより良い環境を整えることも大切にしています。
看護を行う中で子どもたちが治療を一生懸命に受け、その結果として体調が回復し、元気な姿を見られることにやりがいと感じます。一方で、大変なことは、抗がん剤治療、アレルギー検査、小児外科の術後管理など、小児科では多岐にわたる疾患に対応する必要があり、覚えるべきことが非常に多いです。しかし、その分幅広い知識と技術が求められることが、自分の成長にもつながっており、これもまたやりがいの一つだと感じています。
小児科を志望している方や、進路に迷っている学生もいると思いますが、ぜひ迷わず小児科に来てほしいと思っています。子どもたちの成長に寄り添いながら看護を実践できる小児科で、ぜひ一緒に働きましょう。