
看護師を目指したきっかけは、高校の先生に勧められて看護の道に進みました。最初は特に看護師になりたいという強い意志があったわけではありませんでしたが、もともと医療関係の仕事に就きたいという思いがありました。その時点ではまだはっきりとはしておらず、興味本位で進んだというのが正直なところです。実習は大変でしたが、実際に授業で学び、実習を行う中で、看護師が患者に最も近いところで看護を行う職業であることを実感しました。
現在、消化器内科の病棟に勤務しています。肝臓から消化管まで多岐にわたる疾患を対象としており、中には消化器疾患に加えて、他の疾患を併せ持つ患者さんも多く、幅広い看護が求められる部署です。また入退院の件数も多く、慌ただしい中で看護を行っています。患者さんは、様々な疾患を抱える方や長期入院となる方に加えて、治療や処置を受けている方も多くいらっしゃいます。看護師は、点滴作成やドーレンの管理、腹腔穿刺や中心静脈カテーテルに関連する処置など、医師の処置介助に携わっています。現在、私は看護師3年目となり、病棟における安全対策や感染対策を担う部署のリンクナースだけでなく、後輩から頼られることも増えてきましたが、まだ先輩方からご指導いただく場面も多くあります。
私は安全な看護を最も大切にしています。看護師は患者さんの一番近くにいる存在であるため、小さな変化や異常を見逃さず、日々の観察や確認を怠らないことが、命を守ることにつながると考えています。先輩からの「小さな変化に気づくのが看護師の役割」という言葉を胸に、患者さん一人ひとりの状態にあわて観察項目に注意を払いながら、日々看護にあたっています。今後も基本的なことを確実に積み重ね、安心して任せてもらえる看護師を目指して努力していきたいと思います。その中で治療を終えて無事に退院される患者さんの姿を見たときは、看護師として働いていて良かったと実感します。一方で、大変なことは、入退院が頻繁であるため、患者さん情報を把握するのが難しいことや、月によっては夜勤が多く、生活リズムが乱れやすいなど、苦労を感じることもあります。それでもこうした状況には次第に慣れていく部分もあり、日々工夫しながら対応しています。
3年間勤務する中で、部署のメンバーからのサポートを手厚く受けてきました。先輩方からの指導も継続的にあり、1年目から丁寧なフォローがありました。自分から発信することもありましたが、先輩から「ありがとう」と声をかけてくださったり、確認してくれたりする場面も多く、安心して働ける環境でした。2年目、3年目になるにつれ、自分自身も成長を感じられるようになり、できることが少しずつ増えてきました。それに伴い、先輩から仕事を任せてもらえる機会も増え、「認められている」と実感することも多くなりました。それでもなお、「こういうことがあるから注意した方がいいよ」といったアドバイスや指導を先輩からいただくことがあり、成長の機会を常に与えてもらえる環境だと感じています。3年目でもお互いにフォローし合える温かい雰囲気があり、忙しい中でも殺伐とせず、親身に関わってくれる部署だと感じています。勉強や自己研鑽は大変ですが、患者の支えになる経験は、必ず自分自身の財産にもなると思います。そのため、焦らず一歩一歩、着実に成長していきたいと思っています。
千葉大学病院は国立大学の医療機関として高度急性期医療を提供しており、さまざまな疾患を抱えた患者さんと関わることができます。スペシャリストを目指したい方にとっては、学びの多い環境であり、病院選びの選択肢としてお勧めしたい職場です。