2025/02/04
小児病棟では、今年度2名の看護師がアレルギー疾患療法士の資格を取得しました。資格取得したAさんへの質問です。
Q.アレルギー疾患療法指導士とは?
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は薬剤を処方するだけでは改善が得られないことが多く、自宅での正しい吸入、外用薬塗布方法などを身につけてもらうことが大切とされています。アレルギー疾患療法指導士は治療や管理に関する専門知識を活かして、医師と連携しながら、患者や家族への指導を行っています。
Q1.資格を取ろうと思った理由は?
小児科病棟に入院したアトピー性皮膚炎の患者さんが正しい軟膏処置により皮膚状態が良くなっていく過程をみてアレルギーの指導に興味を持ちました。また、病棟で2023年より行われているアレルギーキャンプに参加し、食物アレルギー患者の生活について知ることで、よりアレルギー疾患への興味が深まり、自身が専門知識を身につけ病棟でのアレルギーの指導に深く関わりたいと思ったからです。
Q2.これからしていきたいことは?
新人スタッフへの正しい吸入指導、スキンケア指導の知識の普及を積極的に行い病棟全体の知識の向上に貢献しつつ、疾患そのものの軽症化や生活の質の向上を目指して医師と連携を行い、患者の生活に合わせた個別性のある正しい指導を実践していきたいです。