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2021/11/01

アドバンス・ケア・プランニングについて考えよう!

みなさんは「アドバンス・ケア・プランニング(以下、ACP)」という言葉を聞いたことはありますか?ACPとは、人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に繰り返し話し合うプロセスのことです。

患者支援部では患者さんを生活者として捉え、最後まで自分らしく生きることを可能にするために、看護師面談を通して意志決定を支援し医療チームや地域と連携しています。

そこで、意志決定を支援するための知識を習得し対話の技術を高めるために2回に分けて勉強会を行いました。

勉強会の目標は、「ACPについて皆で考える」です。1回目はACPについて動画講義を視聴し、患者支援部に求められる意志決定支援における役割や必要性について話し合いを行いました。2回目は意志決定支援において良かったと思えた事例を元に、何が良かったのかについて話し合いを行いました。

参加したスタッフからは「プロセスが大事」「キーパーソンが代理決定者となり得るのか確認が必要」などの意見が出ました。また日頃の面談での「困った点」についても意見交換がされ、互いの経験を共有する機会となりました。

勉強会には統合実習中の学生さんも参加してくれました。

入院前からACPを確認することに驚いていたそうです。

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