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2020/11/12

地域医療連携部看護師とMSWの勉強会

地域医療連携部では看護師と医療ソーシャルワーカー(以下MSW)が協力しながら、患者さんの療養生活の支援を行っています。

千葉大学病院での治療が終了した入院患者さんが、住み慣れた地域での療養生活にスムーズに移行できるよう病棟看護師と地域医療連携部看護師、MSWで、退院支援の必要性についてカンファレンスも行っています。

退院後、継続する医療や看護があることが予想される場合、その課題を確認し解決していきます。患者さんの意向にできる限り添いながら療養生活の支援をするためには、治療経過や病態を予測し「退院後の状態」をイメージすることが必要です。MSWは、社会福祉の専門家であるため、医療処置やその看護をイメージすることが難しいケースもあります。そこで、今年度はMSWが医療的な管理や看護の継続性への理解を深め支援に結びつけられることを目的に、勉強会を実施しています。勉強会のテーマは、在宅酸素や気管切開、経管栄養、導尿、疼痛コントロールなどです。もちろん、看護師も社会福祉制度についてMSWに教えてもらっており、講師を務めることで改めて勉強する機会となり、とても良い経験となっています。

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