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2020/05/14

病棟、外来看護の経験を経て訪問看護ステーションを開業し、 地域で活動している先輩のインタビュー

千葉大学病院で外科病棟に在職中、がん患者さんの役に立ちたいとの思いから、2006年にがん看護専門看護師の資格を取得しました。病棟経験を経て、外来の通院治療室では化学療法を受ける患者さんと関わったり、リンパ浮腫外来では乳がんや婦人科がんの後遺症として知られるリンパ浮腫患者さんのケアも実践してきました。

私は、地域で日常生活を送る人たちと接する機会を持ち、その人達の健康増進につながるような働きかけもしたいと考え、2018年に地域での活動拠点として、訪問看護ステーション「フレンド」を開業し、現在に至ります。

千葉大学病院で働いていたというご縁から、千葉大学病院地域医療連携部を通じ、ありがたいことに訪問看護の利用者さんのご紹介もいただいています。

千葉大学病院在職中は、重症患者さんと関わることが多かったのですが、その経験があるからこそ、目の前の利用者さんが入院治療を経て在宅療養にいたるまでの経過をイメージしたり、その後の経過を予測しながら看護することができ、病院での経験がとても役に立っていると感じます。

今後は、地域の中で住民とパートナーシップを形成しながら地域の活性化や地域住民の健康増進に寄与する【コミュニティナース】としての役割も果たせるようになりたいと思っています。

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