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2019/06/24

看護技術トレーニングⅠ

新人看護師を対象に、5 月から 6 月にかけて看護技術のトレーニングを実施しています。
「大学病院において必要とされる基本的な看護技術を安全かつ的確に実践できる能力を養う」 ことを目的に、部署で特に必要とされる看護技術【膀胱留置カテーテル・導尿・吸引・経管栄養】のうち、配属先の部署が選択した1項目について行います。研修施設であるクリニカルスキルズセンターで開催し、病室と同じような環境で研修に応じたシミュレーターを使用して学びます。 新人看護師は、ナーシング・スキルを用いて事前に自己学習(e-learning)をして参加し、研修での体験を通して理解を深めます。2〜3 名の少人数グループに、キャリア開発室のスタッフが1名ずつ付いて指導します。その技術の目的や留意点を確認してから、指導者のデモンストレーションのあと練習し、手順を進めながら、解剖生理・技術の根拠を確認します。また、交互に患者役をすることで、ケアを受ける患者さんの気持ちに配慮した声掛けや手順を考えることもできます。

参加した研修生からは「少人数での研修であったため、質問もしやすく、手順書にない注意点がわかり理解を深めることができた」「少人数で行うことができて、しっかりポイントが指摘してもらえたので課題がはっきりわかった」などの感想が聞かれています。また「清潔操作やセッシの持ち方など基本的なところをしっかり行うこと」など具体的な課題を見つけることができていました。
入職して3か月、新人看護師たちは、このような研修での学びを活かし、日々自己学習を重ね、 患者さんへ安全なケアが提供できるよう頑張っています。

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