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2019/06/24

栄養サポートチーム

今年度は、専門医療チームの活動のなかでの看護師の役割などをご紹介頂きます。
第3回 栄養サポートチーム
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栄養サポートチーム(以下、NST)は、2006年に発足され、医師、管理栄養士、薬剤師、看護師、理学・作業・言語療法士、ソーシャルワーカーで構成され、患者さんのより良い栄養管理を行う事を目的に活動しています。週に一度の患者カンファレンスや病棟ラウンドを行い、多職種の専門性を活かした意見交換や病棟への情報提供を行っています。NSTの介入により、化学療法中の患者さんの食事摂取量が増えるように支援したり、褥瘡の治癒を促進する事が出来ています。
看護覚え書の中に「食事を適切に選択し、管理すること」と記されており、ナイチンゲールの時代から看護師が栄養管理を行う事が重要視されています。看護師は24時間患者のそばに寄り添い、情報収集して伝達することが出来ます。このことからNSTの中での看護師の役割は情報の発信源となり、各部門の調整役を担い、継続したケアを提供することだと思い活動しています。
仕事以外でも、チームの交流会や、NST関連の学会では千葉県内のNSTと交流を行い、横の繋がりを拡げています。

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