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2019/05/11

緩和ケア支援チーム

今年度は、専門医療チームの活動のなかでの看護師の役割などをご紹介頂きます。
第1回 緩和ケア支援チーム
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つらさを和らげ、その人にとっての最善の治療や生活を送れるよう支援することを目指して、医師、臨床心理士、薬剤師、理学・作業療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーと多職種で活動しています。
昨年度は、”active communication一体感” を目標に掲げて活動をしてきました。たとえば痛みを抱えている患者さんの場合、生活の中で薬の効果をどのように感じているのか、どんな生活を目指しているのか、今後の見通しはどうなのかを、部署のスタッフや、緩和ケアチームのスペシャリストたち、それぞれの視点を統合し、調整することが、緩和ケアチームの看護師の重要な役割であると自負しています。
日々の実践やカンファレンスの中で、そしてランチタイムなどのオフタイムでもコミュニケーションを積み重ねています。わかっているつもり、伝えているつもりではなく、何を考え、何を目指しているのか、仕事以外の価値観も含めてそれぞれの立場から語り合うことが重要であると考えています。それが質の高いケアにつながり、お互いの支えの強化にもつながっていると感じています。

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