ページタイトル画像

2019/02/26

人材育成ローテーションの紹介

2017年度より、手術部・ICUに配属予定の新規採用者の人材育成ローテーションを実施しています。
これは、手術部・ICU配属予定者のうちの数名を一旦関連部署に配属し、およそ1年経験を積んでもらったのちに手術部・ICUへ異動するというものです。
手術部では2017年4月に外科病棟に配属されていた2名の新人が、およそ1年の病棟経験を経て2018年2月に手術部に異動してきてくれました。手術部に異動してから1年が経ち、病棟経験を活かして手術部の戦力として働いてくれている2人に質問をしてみました。

Q1 病棟ではどのような気持ちで過ごしていましたか?

Hさん:第一希望の部署(手術部)ではなかったけれど、とりあえず1年間頑張ろうという気持ちで過ごしていました。オペ室では経験出来ないような技術も経験しようと思いました。
Oさん:新人で覚えることがたくさんあったので、とにかく必死に毎日過ごしていました。1年で異動することに不安はあったし病棟の先輩に申し訳ない気持ちもあったのですが、皆さん手術部に異動する私のことを考えて様々なことを経験させてくれたのでとても感謝しています。

Q2 1年目の2月に手術部に異動してきた当初はどのような気持ちでしたか?

Hさん:病棟とやることも全く違うし、一緒に異動する予定だった同期がやめてしまい、知り合いもオペ室にいない中での異動だったので、楽しみだったけど不安もありました。でも、皆さんに歓迎してもらい安心しました。オペ室の同期世代も暖かく迎えてくれました。
Oさん:1年間慣れ親しんだ病棟を離れるのは寂しかったですし、新しい部署になじめるかも不安でした。業務内容も病棟と全然違うので覚えられるか心配でした。でも皆さん異動してきた私を歓迎してくれましたし、親身になって一つ一つ教えてくれたのでありがたかったです。

Q3 病棟経験があってよかったと思うことは何ですか?

Hさん:オペ前後の流れがわかること。オペ室では行わないようなケアや点滴交換なども経験できたこと。
Oさん:患者さん一人ひとりの既往歴や治療歴の情報を収集してアセスメントする能力が身についたと思います。また、実際に病棟で患者さんと接してきたので、患者さんの状態をイメージしやすかったです。

手術部スタッフの多くは病棟勤務の経験がありません。病棟経験を武器に、手術部の看護の質向上のために力を尽くしてくれることを大いに期待しています。
今月には、2018年4月に人材育成ローテーション要員として病棟に配置された数名が、外科病棟から手術部に異動してきてくれました。早く手術部に慣れて安心して働けるように、手術部スタッフ一同サポートしていきたいと思います。

オリエンテーションを受ける

ページトップへ