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2018/11/13

「スマイルキャンサーウォークちば」でがん相談を担当して

友人や仲間とともにウォークや出店、ステージパフォーマンスを楽しみながら、がんの知識を深めるというがん患者チャリティーイベントが、9月29日に開催されました。このイベントに地域医療連携部看護師2名が、がん相談の担当として参加しました。
この日は台風が近づいており、風雨が強く、健康な人でも外出を躊躇する天候でしたが、がん患者さんやご家族が相談に来て下さいました。がんで手術や抗がん剤治療を受けたが、緩和ケアの情報が知りたいという方、ご家族をがんで亡くされたご家族もいらっしゃいました。既にご自分で情報は持っていても、医療者と話をすることで情報の整理ができ、今後どのように過ごしていくかを決定していくきっかけとなったようでした。また、亡くなったご家族への思いを表出することで、もっとできることがあったのではないかという後悔の思いが軽くなったという方もいました。
がん患者さんが治療を選択する際の意志決定を支えることや、がん患者さんのご家族のつらい気持ちに寄り添うことは看護師の重要な役割だと思います。今回相談にこられた方々は、「がん患者の家族にも必要とされるこのようなイベントが今後拡大してほしい」と話されていました。地域医療連携部職員として、地域の方々にお役に立つ経験ができました。

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