ページタイトル画像

2018/11/12

救急看護Ⅱ~急変時の対応と急変前の気付き~研修

急変対応のスキルアップを目標に、「救急看護Ⅱ」では、実践編と思考トレーニング編の2回に分けて研修を行いました。病棟・外来から2~20年目の13名の看護師が参加しました。
1回目は、当院の救急看護認定看護師による講義の後、演習にはICUや病棟の指導者層がファシリテーターとして参加し、丁寧に指導してもらいました。実践編では、いくつかの急変場面を設定し、シミュレーターを使用しながら、BLSとチームとしての急変時の対応を行いました。「急変だ!」という場面で、看護師として何をすべきか、チームとしてどう動くかなどシミュレーションを通して学びました。 2回目の思考トレーニング編では、事例を通し、患者の急変に事前に気付くためのアセスメントや、SBARを使った相手に伝わりやすい報告について学びました。参加者からは、「BLSの復習からチームでの急変対応まで出来たので勉強になった」「メンバー、リーダーの役割をもう一度振り返りたい」「救急看護の研修が日々の看護に活かされている!」などの感想が聞かれました。
当院は高度急性期病院の役割を担うため、基礎的な知識や技術を学ぶ看護職員対象の救急看護Ⅰの研修の他、病院全体の企画で部署ごとに多職種参加で実施する急変対応セミナーを企画しています。どちらの研修でもスタッフは意欲的に参加してスキルアップしています。

ページトップへ