ページタイトル画像

2018/08/30

がん化学療法看護認定看護師

今年度は、専門看護師、認定看護師のみなさんに現在取り組んでいらっしゃることをご紹介頂きます。

第4回 がん化学療法看護認定看護師
***
がん化学療法認定看護師は、千葉大学医学部附属病院に現在3名おり、外来・病棟・臨床試験部に1名ずつ配置されています。
がん化学療法認定看護師の役割をキーワードで示すと「安全」「確実」「安楽」です。
抗がん剤を「安全に」取り扱い、治療スケジュールに沿って「確実に」薬を投与し、患者さんのつらい症状をできるだけ緩和して「安楽に」治療が継続できるように、日々看護を提供しています。特に、治療の開始時やつらい症状が出現した際には、症状緩和の工夫を指導するだけでなく、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、生活と治療の折り合いをつけていけるよう相談に応じています。
また、院内では様々な部署で、がんの種類に応じた抗がん剤治療が行われており、新人看護師やスタッフのみなさんに、必要に応じて勉強会を開催しています。
がん治療は日進月歩、新たな治療や薬が開発されています。より多くの患者さんに治療のことを詳しくお伝えすることで治療選択の幅が広がること、また治療中でもできるだけ安楽に自分らしく過ごすことが出来るよう支援することが私たちの役割です。

ページトップへ