周産期母性科では、新人助産師8名を迎えることができました。
新人助産師は学生時代にそれぞれの実習施設で分娩介助方法を学んでいるため、就職後は当院の分娩介助
方法を覚えるために、先輩看護師による演習指導やDVDでの自己学習を行います。
その後、5月の連休明けから先輩の分娩介助チェックを受けてOKが出ると分娩介助業務が開始となります。
今回、演習後の自己練習中からチェックまでの新人助産師の気持ちをご紹介します。
Q.分娩介助の練習はどのように行ないましたか?
A.
- 業務終了後に同期と分娩室で分娩モデルを使って練習しました。先輩に声をかけて見てもらうこともありました。
- マニュアルやDVDを見てイメージトレーニングをしました。
- 勤務の空いている時に時間をもらって練習しました。
- 自宅や通勤時にマニュアルを見てイメージトレーニングしました。
- 同期に産婦役になってもらい介助中の声かけの練習をしました。
Q.練習しているときは、どんな気持ちで練習していましたか?
A.
- 学生の頃学んだ手技やお産の場面を思い出しながら、練習とはいえ緊張感がありました。
- 先輩も遅くまで付き合って下さりありがたいなぁという気持ちと同期も頑張っていて1人ではないんだという心強い気持ちでした。
- 病院のやり方を早く習得しないと!!という気持ちで練習しました。
- 少ない時間で練習できるときには「この時間でできるだけのことは吸収しよう」という気持ちでした。
- お産を介助できるワクワクを感じながらやっていました。
Q.先輩からOKが出た時はどんな気持ちでしたか?
A.
- 自分が介助できる嬉しさの反面、安全にできるだろうかという怖さや責任感がとても大きいです。
- 「あぁ、やっと合格できた!」と素直に思いました。
- お産を担当するのが楽しみで嬉しかったです。また、気を引き締めて産婦さんの満足いくお産のサポートがしたいと思いました。
Q.これから産婦さんと、どんなお産ができればいいなぁと思っていますか?
A.
- 産婦さんの主体性を活かして本人とご家族の満足いくお産のサポートがしたいです。
- 一生のうちの大切なイベントなので、一例一例、助産師として関わらせていただけることに感謝したいです。
- 産婦さんにとって安心して充実したお産になるように介助できればいいなと思っている。
- 産婦さんが「私、頑張ったな」と思えるような、そして「この助産師さんについていけば頑張れる・大丈夫・心強い」と思ってもらえるような介助をしたい。
- 産婦さんが「自分の力を最大限に発揮できて良かった」と満足できるようなお産をサポートしたいです。