診療科・部門
こどものこころ診療部
診療体制
(准教授)
こどものこころの病を対象に診察し、新しい治療に積極的に取り組んでいます
「目の前の患者さんに最善の医療を提供し、将来さらによい医療が提供できるよう努力する」をモットーに世界標準の児童精神科医療を目指しています。
外来治療においては一般外来のほかにプレイセラピーなども行っています。入院治療は、精神神経科と協働してグループ制で行い、複数の医師が精神保健福祉士や臨床心理士などと連携して治療に当たっています。外来初診は火曜日と木曜日で、予約制となっています。詳細は下記の外来診療のご案内をご確認ください。また、診察に先立ち研修医や医学生などによる予診を行うことがありますので、ご了承ください。
主な対象疾患と診療内容

原則として12歳までの患者さんに対応しています。統合失調症などの精神症、うつ病・双極症などの気分症、不安症、摂食症、自閉症スペクトラム症や注意欠如多動症などの神経発達症(発達障害)など精神神経疾患全般に対して診断・治療を行っています。
診療・研究内容
児童思春期の患者さんに対する外来診療として、下記のような取組みを行っています。
- 自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、限局性学習症など神経発達症(発達障害)の診断、療育相談、不登校の相談。
- 若年発症の統合失調症、うつ病、双極症に対する薬物治療や生物学的研究。
- 摂食症、不安症に対する認知行動療法および薬物療法。
- 院内他科との連携による、小児慢性疾患、難治性疾患、手術などのストレス因子による適応反応症や身体症状症などに対する心理療法。
- 児童虐待について地域の関連機関と連携、スクールカウンセラーとの連携。

各種質問紙による症状評価、構造化面接、頭部CT・MRI(画像検査)、SPECT(脳血流検査)、脳波、神経心理検査などを用いて正確な診断を心がけています。 入院が必要な患者さんについては、精神神経科と協働して治療に当たっています。千葉大学社会精神保健教育研究センター、子どものこころの発達教育研究センター、医学研究院認知行動生理学と協力しながら、基礎科学と臨床精神医学との相互トランスレーショナルリサーチを進めています。生物学的マーカーの探索、新薬開発、病態解明、司法精神保健などに関する研究を精力的に行っています。
研究内容の詳細は、千葉大学大学院医学研究院の講座ホームページをご確認ください。
外来診療のご案内
当診療部は「完全予約制」です。
2026年1月からの新患予約は停止いたします。
それに伴い、12月11日に予定していた1月分の新患予約は中止させていただきます。
直前のお知らせになり、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
なお、新患予約再開時期は未定となっています。
再診の予約変更について
再診予約の変更はお受けしておりません。再診の患者さんで受診日の変更を希望される方は、受診希望日の午前11時までに予約外受診でお越しください。
時間節約のため、「問診票」をお持ちください。
フロア案内(外来診療棟地下1階)

外来診療担当医一覧
新患・再来
| 診察室 | 時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 時間 | 診察室 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 教育1 | 午前 | 佐々木 剛 (一般) |
午前 | 教育1 | ||||
| 午後 | 佐々木 剛 (一般) |
午後 | ||||||
| 9番 | 午前 | 村山 綾香 (一般) |
午前 | 9番 | ||||
| 午後 | 村山 綾香 (一般) |
午後 | ||||||
| 14番 | 午前 | 山崎 史暁 (一般) |
佐々木 剛 (再来) |
午前 | 14番 | |||
| 午後 | 山崎 史暁 (一般) |
小池 友紀 (再来) |
午後 |
スタッフ一覧
| 医師名 | 役職・職位 | 専門分野 | 認定医・専門医等 |
|---|---|---|---|
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部長代理、准教授 | 一般精神医療、児童精神医療 | 日本精神神経学会精神科専門医・専門研修指導医 精神保健指定医 日本児童青年精神医学会 認定医 子どものこころ専門医 |
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助教 | 一般精神医療、児童精神医学、周産期メンタルヘルス | 日本精神神経学会専門医・指導医 精神保健指定医 日本児童青年精神医学会 認定医 子どものこころ専門医 |

