墨田漢方研究所アプリ利用規約
第1条(適用)
- 本規約は、千葉大学が提供・運営するアプリ「墨田漢方研究所」について、ユーザーがこれを利用する際の、ユーザーと千葉大学および墨田漢方研究所との間の権利義務や条件を定めるものです。
- ユーザーが未成年である場合には、親権者等の法定代理人の同意(本規約への同意を含みます)を得て本アプリを利用してください。また、本規約に同意した時点で未成年であったユーザーが、成年に達した後に本アプリを利用した場合、未成年であった間の利用行為を追認したものとみなします。
第2条(定義)
- 「ユーザー」とは、本アプリをインストールした者をいいます。
- 「本アプリ」とは、墨田漢方研究所アプリのことをいいます。
- 「医療者」とは、墨田漢方研究所の医師、看護師、薬剤師、鍼灸師、受付スタッフのことをいいます。
- 「患者情報」とは、墨田漢方研究所の電子カルテに登録された患者情報のうち、本アプリを用いて患者を呼び出すために必要な情報「患者番号」「患者カナ氏名」「患者漢字氏名」「年齢」「性別」のことをいいます。これらの患者情報は本アプリ運用のため、電子カルテから自動的にクラウドサービス上にアップロードされます。
- 「ログイン」とは、ユーザーが、クラウドサービス上にある自身の患者情報と本アプリとを紐づける操作のことをいいます。ログインは、墨田漢方研究所内で発行された30分間有効なQRコードおよびユーザー自身の診察番号QRコードを本アプリで読み込むことで行われます。
- 「呼出通知」とは、墨田漢方研究所にて来院受付を行った患者が、医療者の操作によって、本アプリによるPush通知によって診察呼出が行われることをいいます。
- 「健康記録」とは、本アプリにおいてユーザーが設定した時間に最大1日1回、記録可能な5段階の快・不快入力および体調についての自由記述入力をユーザーが行った記録のことをいいます。
- 「アプリ設定」とは、本アプリにおけるユーザーによる呼出通知方法、健康記録時間、お好み色・音設定、お好み名前設定のことをいいます。
第3条(本アプリの内容及び目的)
本アプリは、診察券表示、診療にかかる呼出通知、健康記録の医療者への共有によって診療の利便性を向上し、もってユーザーおよび医療者双方の利益を図ることを目的とするものです。
第4条(ユーザーの承諾事項等)
- ユーザーは、本アプリの利用に際し、本規約の定めに従うことを承諾したものとみなします。
- ユーザーは、本アプリの利用により発生するデータ通信料等の負担をすることを了承しているものとみなします。
- ユーザーは、本アプリにおいて自ら入力したアプリ設定および健康記録の保管およびバックアップについては、自ら責任を負うものとします。
- ユーザーは、墨田漢方診療所の患者となる時点で、次のことを了承しているものとします。
- (1)本アプリの運用のため、墨田漢方研究所の電子カルテに登録された全患者の患者情報「患者番号」「患者カナ氏名」「患者漢字氏名」「年齢」「性別」がクラウドサービス上にアップされること。
- (2)墨田漢方研究所の患者となる者は、診療時に、自ら所有するスマートフォンもしくは貸出スマートフォンのいずれかで本アプリにログインする必要があり、ログインによってクラウドサービス上にアップされた自身の患者情報と本アプリとが紐づくこと。
- (3)診療時、本アプリによる呼出通知が行われる方法により診療が進行していくこと。
- ユーザーは、本アプリの利用において、次のことを了承しているものとします。
- (1)ユーザーは、本サービス及び本アプリを利用するために必要な機器、ソフトウエア、通信手段等(以下「機器等」といいます)を自己の責任と費用において整備するものとします。
- (2)墨田漢方研究所は、機器等の不具合等について一切のサポートを行わず、ユーザーが本サービスを利用できないことについて、一切の責任を負わないものとします。
- (3)機器等の利用に伴い発生する通信費その他の費用は、すべてのユーザーの負担とします。
第5条(設定、健康記録)
- ユーザーは、本アプリで入力したアプリ設定および健康記録について、医療者に共有されることを了承しているものとします。
- ユーザーは、本アプリで入力したアプリ設定および健康記録について、医療者が確認することを了承しているものとします。
- ユーザーの健康記録への入力は任意ですが、入力されない場合、健康記録を活かした診療が行われないことを了承しているものとします。
第6条(禁止行為)
- ユーザーは、以下の各行為を行ってはならないものとします。
- (1)医療者に対し、虚偽の情報を提供する行為
- (2)千葉大学または第三者の財産(知的財産権を含む)、プライバシーに関する権利、そのほか利益を侵害する行為または侵害するおそれのある行為
- (3)公序良俗に反する行為
- (4)法令に反する一切の行為
- (5)その他千葉大学が不適切と判断する一切の行為
- ユーザーが本規約の各条項に違反し、千葉大学または第三者に対して損害を与えた場合は、ユーザーは千葉大学または第三者に対し損害賠償義務を負うものとします。
第7条(アプリの変更、中止および終了)
- 千葉大学は、ユーザーの事前の了承なしに本アプリの内容を変更することができるものとします。
- 千葉大学は、以下のいずれかに該当する事由によりユーザーへの事前の通知および承諾を要することなく、本アプリを終了することができます。
- (1)本アプリ運営のためのシステムの保守、更新等を定期または臨時に行う場合
- (2)ウイルス被害、火災、停電、天変地異などの不可抗力により、本アプリの提供が困難な場合
- (3)第三者の故意または過失による行為によって発生した本アプリの不具合について、対策を講じる必要がある場合
- (4)法令等の改正、成立により本アプリの運営が困難となった場合
- (5)その他、千葉大学が本アプリの提供の停止・終了が必要と判断した場合
第8条(免責)
- 千葉大学は、本アプリの利用に関し、以下のことを保証しないものとします。
- (1)本アプリが中断しないこと。
- (2)本アプリにエラーが生じないこと。
- (3)本アプリの利用に関し通信回線等の障害がないこと。
- (4)本アプリのコンテンツに関する盗用、毀損または改ざんがないこと。
- (5)本アプリに対する不正アクセス・ハッキング等のサイバー攻撃がないこと。
- 千葉大学は、ユーザーの本アプリへの利用から生じる一切の損害に関して、責任を負わないものとします。
- 千葉大学は、千葉大学による本アプリの内容の変更、本アプリの提供の停止または終了、本アプリの利用不能、本アプリの利用によるデータの消失または機器の故障もしくは損傷、その他本アプリに関連してユーザーが被った損害につき、一切責任を負わないものとします。
- 千葉大学が本アプリに関してユーザーに対して損害賠償責任を負うべき場合でも、ユーザーは、千葉大学に損害発生についての故意または重過失がある場合に限り損害賠償を請求することができるものとします。この場合において、ユーザーは、千葉大学の責任は直接損害に限られることに同意するものとします。
第9条(暴力団等排除条項)
- ユーザーは、現在、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力団等、その他これらに準ずる者に該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
- ユーザーは、自らまたは第三者を利用して次の各号の一にでも該当する行為を行わないことを確約するものとします。
- (1)暴力的な要求行為
- (2)法的な責任を超えた不当な要求行為
- (3)取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
- (4)風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて、千葉大学、他のユーザー、その他第三者の信用を毀損し、または、千葉大学、他のユーザー、その他第三者の業務を妨害する行為
- (5)その他前各号に準ずる行為
第10条(入力情報の利用)
- 本アプリにおいて扱う個人情報(患者情報、アプリ設定、健康記録)は、以下の利用目的にのみ使用されます。
- (1)医療者が呼出通知を行うため
- (2)利用者様が本アプリを円滑に利用できるようにするため
- (3)墨田漢方研究所における診療の参考情報とするため
- (4)不正利用防止のため
- (5)本アプリ利用に関する統計データを作成し、研究に使用するため
- 千葉大学は、本アプリを提供する上でユーザーにとって必要な情報を、ユーザーに対し、郵便、電話、対面での伝達、アプリ上での情報通知等によって連絡をすることができるものとします。
- ユーザーは、本アプリの利用に伴い発生する各種ログ情報を含むユーザーデータを、本サービスの提供する機能を通じてのみ閲覧・利用できるものとし、千葉大学はログその他のユーザーデータの提供依頼等に対応する義務を負わないものとします。
第11条(規約の変更)
千葉大学は、ユーザーの承諾を得ることなく、本規約を随時変更することができ、本アプリおよび墨田漢方研究所ホームページ等上に表示された時点より効力を生じるものとします。
附 則
2024年1月23日 制定・同日施行
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