遠隔診療とは

当院では、漢方薬の遠隔診療を行っています

診察・服薬指導は、医師・薬剤師と患者さんが直接対面して行われることが基本です。
しかし、患者さんが来院できない場合でも、医療機関が患者さんの心身の状態を十分把握できれば、お手元にお薬を送ることが認められています。これを遠隔診療といいます。
遠隔診療は患者さんに継続してお薬を内服して頂くための有効な手段ですが、あくまで対面診療を補うという位置付けです。

遠隔診療の手順

1初診時:対面診療

初診時は対面診療が必要です

遠隔診療をご希望の方でも、初診時はご本人に当院までお越し頂き、医師・薬剤師との対面診療を受けていただく必要があります。

2遠隔診療へのご同意

同意書にご署名いただきます

初診時あるいは再診時に対面診療を行う中で、遠隔診療のご希望を確認し、医師が適切と判断した場合、遠隔診療開始の同意書にご署名いただきます。

3遠隔診療

電話・画像等を通して遠隔診療を行います。

4服薬指導

薬剤師による院内調剤の後、電話・画像等を通して服薬指導を行います。

5お薬の送付

宅配便(ヤマト運輸の宅急便コレクト)でお薬をご自宅までお送り致します。診療にかかる代金と送料は、漢方薬のお届け時に現金でお支払いください。
(遠隔診療も診療行為に該当するため、再診料、調剤料、薬剤料がかかります。また、送料も必要となります。)

ご注意点

疑問点はお問い合わせください

診療内容、処方内容に疑問を生じたり、当診療所で処方された漢方薬に関係するようなお体の異状を感じたら、ご遠慮なく当診療所までお電話でお問い合わせください。

来院が必要になることがあります

遠隔診療は、対面診療を補うものであるため、処方が安定的な状態となった患者さんに対して行うことを前提としています。したがって、別の症状が生じたり、血液検査値が大きく変化するなど、医師が新たな臨床的評価を必要と判断した場合は来院していただく必要があります。

また、長期にわたって遠隔診療のみ行うことはできず、患者さんのご病状によりますが、半年から1年に1回程度の来院が必要になります。

遠隔診療の中止について

遠隔診療の継続が患者さんにとって不利益になると医師・薬剤師が判断した場合は、遠隔診療を中止させていただくことがあります。