臨床研究

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保険薬局と連携した抗菌薬使用実態把握に基づく適正使用の推進に関する研究

2022/08/03

研究の目的および意義

薬剤耐性菌対策が国際的な課題となる中、日本においても薬剤耐性(AMR)対策として、地域全体の各機関が連携することでAMR対策を促進させる取り組みが必要とされています。

抗菌薬処方の多くは外来処方であり、診療所・病院で処方される抗菌薬の適切さを省みることで抗菌薬の適正使用を促進させることができます。

千葉大学と一般社団法人千葉県薬剤師会は、公益社団法人千葉県医師会と協力しながら、地域感染症対策ネットワークを一般診療所へと広げ、千葉県における抗菌薬適正使用を促進していきたいと考えています。

調査方法

データの取得

千葉県全体の医療機関を調査対象とし、対応可能な千葉県薬剤師会加入の保険薬局が応需する医療機関ごとのデータをレセプトコンピューターから抽出します。
 

データの集計

集計の対象は個々の医療機関別でなく医療機関全体とし、一定の様式の集計表により毎月の全抗菌薬の処方せん枚数と抗菌薬の系統別の処方せん枚数を総数として集計(集計表参照)します。
また、可能な場合は年齢4区分での集計(集計表参照)を行います。
 

手作業で集計を行う場合

集計表
※集計方法、送付先については集計表のシート名「マニュアル」に記載があります。
 

アプリで集計を行う場合

以下に記載するレセコンメーカーはアプリによる一括処理(集計からデータアップロードまでがワンクリックの動作で可能)が可能です。以下のリンクより配布申請を行ってください。 
 

レセコンメーカー

EMシステムズ
富士フイルムヘルスケアシステムズ(旧 日立ヘルスケアシステムズ)
ユニケソフトウェアリサーチ
PHCメディコム
三菱電機ITソリューションズ
 
アプリの配布申請はこちらから
 

データの提出方法

各保険薬局においてアプリをインストールします。
 
・手作業で集計する場合
手作業で集計し作成した報告書をストレージサービスへアップロードします。
 
・アプリで集計する場合
アプリで集計したデータをストレージサービスへアップロードします。
(アプリの使用が難しい場合は、メール添付でご提出いただけます)
 

提出期限

四半期を一区切りとして、下記表の期日(四半期毎の最終月の翌月20日)までに、事務局に送付してください。

対象期間

期日

1

4月~6月

7月20日

2

7月~9月

10月20日

3

10月~12月

1月20日

4

1月~3月

4月20日

情報公開文書

※ダウンロードしてお使いください。
 

お問合せ先

参加のお申込みやご不明点がございましたらこちらまでご連絡ください。

千葉大学医学部附属病院 感染制御部 千葉県AMR対策検討委員会事務局
shc-hsp★chiba-u.jp (※★マークを半角文字の@マークに変換して送付ください)