千葉大学医学部附属病院 ちば医経塾

病院経営スペシャリスト養成プログラム【千葉大学履修証明プログラム】

履修生の声・受講状況

履修生の声

丸山尚嗣 写真
丸山 尚嗣
千葉県在住 船橋市立医療センター 病院長

病院長あるいは管理職職員にとって、病院をより良く運営・経営するためにはマネジメント能力、分析能力、コミュニケーション能力などが求められます。ちば医経塾では素晴らしい講義から多くの知識を得て見識を高めるだけではなく、演習・グループワークなどを行うことによって、管理職に必要なこれらの能力を高めることができます。自院のこれからの運営を担っていこうという意識が高い管理職職員には受講を強くお勧めします。もちろん次世代を担うスタッフには非常に役に立ちますが、私のように未だ発展途上の病院長にとっては、正に直面している課題にタイムリーにヒットし、血となり肉となる内容がぎっしり詰まっていました。日々病院運営に明け暮れるなかで、さらに週末に多くの時間を費やすのはそれなりの覚悟と努力が必要ですが、きっと費やした時間を遥かに上回る成長・成果が得られると思います。

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ちば医経塾を受講して

奥平 和樹
沖縄県在住 社会医療法人 敬愛会 中頭病院 経理・財務課

病院の事務職として勤務して以降、経理・財務の業務に従事してきました。お金のことはわかるようになりましたが、それ以外は疎く、他に何か勉強したい、データ分析について学びたいと思い、ちば医経塾に応募しました。
講義は理論的な経営学よりも医療安全や感染対策、医療訴訟などの実践的なこと、実例を踏まえたマネジメントのこと、また、働き方改革やワークライフバランスなどの時事に関することもあり、幅広く学ぶことができます。
ちば医経塾の講義を受けて「医療の制度や政策を掴み、外部環境を把握してどのようなサービスを提供するか、そのためにデータ分析を行う」ということを強く意識するようになりました。早速、DPCやNDBなどのデータを活用し、自院の現状分析を行うなど学んだことを実践しています。
ちば医経塾では充実した講義を受けることができるだけでなく、受講生によるディスカッションやグループワークも行います。グループで議論し、意見を出し合う中で自院の課題を見つめ直すことでもできました。講義は大変でしたが、受講後にはお酒を飲んで交流を深めることもあったので楽しく過ごすことができました。
遠方から参加しましたが、ちば医経塾を受講できてとても良かったと思っています。

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石上 弥耶
千葉県在住・地方独立行政法人 総合病院国保旭中央病院 経営企画室 事務

まずは貴重な勉強の機会である『ちば医経塾』に私の様な若手職員を推薦していただけた事、自院の幹部の皆さまに心より御礼申し上げます。
私は数年ほど前までラグジュアリーブランド業界において店舗マネージメント業務を担っておりましたが、「地域のために自分が出来る事をしたい」と考え、現在の病院に転職いたしました。最初は医療の知識ゼロからのスタートでしたので、国の政策やDPC制度の基礎、診療報酬等の必要な知識を無我夢中で詰込み、何とかプロジェクトチームを担当できる様になりました。しかし、時が経った今、詰め込んだ知識を一旦整理し、これまで系統的に学習する機会がなかった病院経営全般について、学び直そうと考えたのが受講のきっかけとなりました。
月に数回土日に行われる授業では、全国的に著名な講師陣が塾生23名の為に授業をして下さるのは本当に貴重な機会ですし、毎回「ちば医経塾」に参加出来ている事に感謝してしまいます。毎回、多種多様な塾生による意見交換や活発な議論が行われ、新たな発見や刺激も多く、授業に参加することが楽しみになっています。何よりも「ちば医経塾」での出会いと繋がりは私にとって宝物です。
私の目標は「20年後の未来を描きそのヴィジョンを達成する」事です。井上塾長の教えである「なりたい姿・なるべき姿」に向け、現状を踏まえた戦略的立案が出来る様、「ちば医経塾」で得た知識を自院に持ち帰り、未来へ向け一歩ずつ歩みを進めていきたいと考えています。

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荒家 涼子
東京都在住・大手製薬会社勤務

医師としてのキャリア形成とプライベートにおけるライフイベントの間で悩みながらも、患者さんのために必死で働く多くの女性医師をみて、女性医師の働き方に興味を持っていたこと、今までとは異なる視点で医療を見られるようになりたかったことの2点が受講の動機です。講師陣の充実ぶりが応募に踏切る後押しとなりました。塾生との交流もちば医経塾の醍醐味だと思っています。現在4歳児の子育て中ですが、月2、3回家族の協力も得ながら楽しく受講しています。

前田博教 写真

極めて実践的な内容にびっくり

前田 博教
高知県在住・高知県立あき総合病院・病院長

病院マネジメントと言うと感染対策や医療安全など医療現場の問題と思われるかもしれません。
ちば医経塾では、実際に病院組織を運営するのに必要な財務諸表、資金調達、労務管理などなど、医療関係者が普段なじみのない分野からスタート。なるほどそういうことだったのかと日頃の疑問が一つずつ消えていきます。
医療安全についても経験豊富な弁護士さんに講師においでいただき、すぐその日から役立つ極めて実践的内容が盛り込まれています。
病院の「司令塔」を育てるというキャッチコピーそのままに、アドバンストな内容がびっしり。特にこれから院長職や病院幹部をされるドクターにはピッタリではないでしょうか。
ちば医経塾での一年は自分を大きく成長させる一年となりそうです。

桝田喜正 写真

医療技術者にも病院経営の知識を

桝田 喜正
千葉市在住・千葉大学医学部附属病院・診療放射線技師長

病院内において放射線部は、CT・MRI・放射線治療装置など非常に高額な設備投資を行う部門です。そしてこれらの機器を病院の経営状態に合わせて導入および維持管理し、病院経営に貢献する運用をしていく必要があります。私はこれまで7年間、放射線部をマネジメントする中で、特に大規模病院の診療放射線技師長には病院経営の知識が必要であると感じてきました。このたび、ちば医経塾の一期生として勉強することができ大変嬉しく思っております。休日に90分の講義を4コマと、さらにはランチョンセミナーもあり、とてもハードなプログラムですが、グループワークも取り入れた実践的な内容で期待どおりの塾でした。まだ始まったばかりですが最後まで頑張りたいと思います。

池田幸穂 写真

―「ちば医経塾」に参加して―

池田 幸穂
神奈川県在住・東京医科大学・医師

本年5月より千葉大学病院(山本修一・病院長)が主催する「ちば医経塾」(塾長:井上貴裕・副院長)に塾生として参加させていただいております。私は、昨年3月末に東京医科大学を定年退職し、退職前の3年間、東京医科大学八王子医療センター・病院長を務めさせていただきました。その際、昨今の医療事情を勘案すると大学病院においても病院経営・経営戦略の必要性を感じていました。しかし、断片的な情報・知識に終始し、系統的に学ぶ機会がなかったことも事実です。今回、全国に先駆けて、実践的な病院経営スペシャリストを育成する本塾が企画されたことは大変素晴らしいことと思います。井上先生からは、年齢制限(?!)はありませんから応募して下さいと回答をいただき、参加させていただいております。たまたま帰りのバスの中で3-4名の塾生(沖縄・四国・北海道など全国からの参加)から、“井上先生・亀田先生・スタッフの意気込みが凄い!!”との共通した感想が出されました。隔週の日曜日開催・講義資料の量・講義時間数・等、かなりハードな内容ですが、私にとっては、まさに“学び直し「レカレント教育」”と解釈して、1年間の長丁場ですが、頑張っていきたいと思います。

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