千葉大学病院
冠動脈疾患治療部
詰まった冠動脈にステントを留置
(左:治療前、右:治療後)
治療は病気の程度によって(1)内服、(2)カテーテル治療「PCI」、(3)バイパス手術「CABG」のいずれかが選択されます。
カテーテルを用いた治療(経皮的冠動脈形成術、「PCI」)では、手首や足の付け根に針で穴をあけ、そこから風船のついた細い管を血管内に通して膨らませたり、ステントと呼ばれる細い金網の筒を入れたりして血管の狭いところや詰まったところを再び開通させます。 とくに、治療した部分での細胞の増殖を抑える薬剤を塗った薬剤溶出型ステントを用いた場合の再治療率は5%前後と、良好な成績をあげています。