診療内容

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構造的心疾患 (Structural Heart Disease)

その病気に、カテーテル治療という選択肢

大動脈弁狭窄症 〜 TAVI

 当院では2017年2月から経皮的大動脈弁置換術 (TAVI) を行っており、2025年12月までに1035人の患者さんがこの治療を受けられました。開胸による従来の弁置換手術ができない、あるいは難しいとされる患者さんでもTAVIなら治療できる可能性があります。1人1人の患者さんごとに綿密な計画を立て、最適な治療を提供し、術後の症状のない生活をサポートします。

画像提供:エドワーズライフサイエンス株式会社

経皮的僧帽弁クリップ術 〜 M-TEER

 左心室と左心房の間にある僧帽弁の接合が悪くなり血液が逆流してしまう疾患(僧帽弁閉鎖不全症)に対し、外科手術が困難な場合に経皮的僧帽弁クリップ術 (M-TEER) を行っています。隙間ができてしまっている弁の尖端どうしを専用のクリップを用いて接合させる治療です。開胸せずに弁の逆流を減らすことができる最先端の治療です。

卵円孔(PFO)カテーテル閉鎖術

 左右の心房の隔壁(心房中隔)に先天的に隙間があり(卵円孔開存)、下肢の静脈などにできた血栓がその隙間を通って脳の血管を詰まらせることで脳梗塞を発症する場合があります。そのような脳梗塞の再発予防のために、カテーテルを用いて卵円孔を閉鎖する治療をおこなっています。脳梗塞にはさまざまな原因がありますので、脳神経外科と協力しながら慎重に治療方針を決定するよう努めています。

僧帽弁狭窄症 〜 PTMC

 僧帽弁狭窄があり弁の形態がカテーテル治療に適している患者さんに、経皮経静脈的僧帽弁交連裂開術 (PTMC) を行っています。脚の付け根から挿入したバルーンで狭窄した弁を広げることで、心臓の負担が減り、症状の改善が期待されます。

閉塞性肥大型心筋症〜 PTSMA

 心臓の出口付近の心筋肥大により、心臓から血液が出にくくなることで息切れ・胸痛・失神などの症状を生じる患者さんに、経皮的中隔心筋焼灼術 (PTSMA) をおこなっています。カテーテルを用いて肥大した心筋にエタノールを注入することで心筋肥大が退縮し、心臓から全身に向けて血液が出やすくなり、心臓の負担が減り、症状の改善が得られます。

 

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循環器内科・冠動脈疾患治療部 直通
代表:北原 秀喜

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