missionミッション

  • アンメットメディカルニーズに挑む研究者の情熱に応える
  • 基礎研究と臨床研究の相乗的発展を推進し、新規治療の開発を目指す

医療の著しい進歩にもかかわらず、いまだ有効な治療法が確立されていない疾患が数多く存在します。千葉大学医学部附属病院 臨床研究開発推進センター(translational research and development center:TRAD)は、未来の患者さんのために、そのような疾患に対するニーズ(アンメットメディカルニーズ)に応えるべく、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)によって新規治療開発を推進します。
また、千葉大学医学部附属病院から科学的に質が高い臨床研究の発信を積極的に支援することを目標とします。

千葉大学医学部附属病院
臨床研究開発推進センター センター長
横手 幸太郎

service業務内容

主な業務

TRADでは、次に掲げる業務を主に行っています。これらの業務を通じて、研究者や診療科が温めているアイデアを埋没させず、臨床研究が推進できるよう、臨床研究に精通したスタッフが全力でお手伝いします。

  • 医師主導の臨床試験について、計画・立案段階から、研究デザイン、統計学的根拠を含めた包括的支援
  • 「臨床研究法」対応の支援
  • シーズ発掘や進展の支援
  • 研究の相乗効果が得られるよう基礎研究室や診療科間の橋渡しや調整

業務フローと相談内容

  1. step01
    臨床研究の研究・立案
    計画・立案段階からアイデアレベルまで受け付けています。
  2. step02
    当センターのスタッフとの試験計画の相談
    ・研究デザイン
    ・実施体制
    ・レギュレーション 等
  3. step03
    各審査委員会へ申請
    申請の際の相談も受け付けています。

臨床研究法について

2018年4月1日より臨床研究法が施行されました。これまで「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて行われた臨床研究のうち、臨床研究法下にて臨床研究に該当する試験については、臨床研究法に則って実施する必要があります。

※ 臨床研究法における「臨床研究」について医薬品等(医薬品、医療機器、再生医療等製品)を人に対して用いることにより、当該医薬品等の有効性または、安全性を明らかにする研究(法第2条)

臨床研究法の対象範囲
臨床研究法の対象範囲 臨床研究法の対象範囲
※1 臨床研究法における「特定臨床研究」について
  1. 医薬品等製造販売業者またはその特殊関係者から研究資金等の提供を受けて実施する臨床研究(当該事業者が製造販売をし、またはしようとする医薬品等を用いるものに限る)
  2. 未承認または適応外の医薬品等を用いる臨床研究

staffスタッフ

氏名 役職・職位 専門分野
横手 幸太郎センター長/教授糖尿病・代謝・内分泌科
前田 敏郎特任教授一般内科
菅原 岳史副センター長/准教授眼科
古田 俊介特任准教授アレルギー・膠原病内科
金塚  彩特任助教整形外科
齋藤  合特任助教呼吸器内科
石井  改特任助教血液内科
佐藤 裕範特任助教小児科
中田 裕之技術職員 
森元 美奈子技術補佐員