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心臓血管外科手術における持続ヘパリン投与と周術期出血量の関連について

患者の皆様へ

令和4年11月14日
麻酔・疼痛・緩和医療科

 現在、麻酔・疼痛・緩和医療科では、心臓手術における抗凝固療法の出血への影響に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では2019年1月~2022年6月に虚血性心疾患に対して人工心肺不使用の冠動脈再建術を受けた患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名

「心臓血管外科手術における持続ヘパリン投与と周術期出血量の関連について」

2.研究の意義・目的

「心臓外科手術で用いる抗凝固薬の投与方法の違いによる手術中、手術後の出血量および輸血量の違いを調査する」

3.研究の方法

「2019年1月~2022年6月まで電子カルテより術前の合併症や年齢、体重、手術方法、生体情報モニターおよび麻酔記録から得られるデータ、および手術後の血液検査データ、術後合併症有無や出血量、集中治療室在床期間等」

4.個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は氏名、患者IDを削除し、研究用IDを付与して特定の個人が識別できないように加工して利用します。患者IDと研究用IDを一致させる対応表を作成し、千葉大学大学院医学研究院麻酔科研究室の鍵のかかる保管庫にて保管します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。

5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

 

文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関  :千葉大学医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科
本件のお問合せ先:医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科
         医師  孫 慶淑
         043(222)7171 内線6771