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当院における帝王切開麻酔マニュアル変更前後による帝王切開中の母体低血圧発生頻度に対する後方視的コホート研究

患者の皆様へ

2021年5月26日
麻酔・疼痛・緩和医療科

現在、麻酔・疼痛・緩和医療科では、「当院における帝王切開麻酔マニュアル変更前後による帝王切開中の母体低血圧発生頻度に対する後方視的コホート研究」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では2018年8月~12月および2020年8月~12月に当院で帝王切開を受けた方の診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名

「当院における帝王切開麻酔マニュアル変更前後による帝王切開中の母体低血圧発生頻度に対する後方視的コホート研究」

2.研究の意義・目的

「帝王切開マニュアル改定前後での低血圧発生頻度を調査し、マニュアル改定による影響を見直し、今後のよりよい麻酔管理に役立てる。」

3.研究の方法

2018年8月~12月、2020年8月~12月に当院で帝王切開を受けた方について電子麻酔記録、電子カルテからデータを抽出し、低血圧の頻度、重度低血圧の頻度、高血圧の頻度、徐脈の頻度、Apgar score、臍帯血pH、マニュアル遵守率について統計学的に解析する。

4.個人情報の取り扱いについて

本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学医学部附属病院手術室内で施錠の上で保管します。

5.外部への試料・情報の提供

匿名化されたデータは研究分担施設の松戸市立総合医療センターにも一部送られ、解析されます。対応表は、当科の研究責任者が保管・管理します。

6.研究組織

千葉大学医学部附属病院 麻酔・疼痛・緩和医療科
 坂口 雄一(研究責任者)
 磯野 史朗
松戸市立総合医療センター 麻酔科
 峯川 真紀(情報の提供、解析、発表など)

7.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について

ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

研究実施機関:千葉大学医学部附属病院 麻酔・疼痛・緩和医療科
本件のお問合せ先:医学部附属病院 麻酔・疼痛・緩和医療科
         医師 坂口 雄一
         043(222)7171 内線72730

研究代表機関:千葉大学医学部附属病院
研究代表者:坂口 雄一