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網膜色素変性

標準的な治療法

あなたの病気(網膜色素変性)に対しては、暗(あん)順応(じゅんのう)改善薬(アダプチノール)や血流改善薬(ニバジール)、ビタミン剤、酸素が高い濃度になる部屋での一定時間の滞在などが、対症療法(たいしょうりょうほう)的に処方されることもあります。ただ、これらの薬や治療方法が病気の進行を確実に遅らせているという証拠は、今のところ得られていません。

治験の群構成

本治験は、電気刺激群と電気刺激群と同じ操作を行いますが電気刺激を行わない群(シャム群)の2群から構成されています。これは、実際に治療を受けなくても思い込みで症状が改善することがあり(プラセボ効果と言います)、電気刺激の有効性と安全性を正確に検討するために、電気刺激群とシャム群を比較する必要があるためです。治験に参加いただく方がどちらの群に入るかは、コンピューターが自動的に決定し、参加いただく方、担当医師、CRCの誰にも分らなくなっております。
このような条件下ですが、担当医師は治験に参加頂いた方の安全性を確保するため最大限の努力をいたします。

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