一般の方・患者さんへ
先進医療の費用について
先進医療を受けた時の費用は、以下のように取り扱われ、患者さんは一般の保険診療の場合と比べて、「先進医療に係る費用」(下の図の緑色部分)を多く負担することになります。
- 「先進医療に係る費用」は、患者さんが全額自己負担することになります。「先進医療に係る費用」は、医療の種類や病院によって異なります。
- 「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われます。つまり、一般保険診療と共通する部分は保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うこととなります。
【上記に係る例図】
例)総医療費が100万円、うち先進医療に係る費用が20万円だったケース
- 先進医療に係る費用20万円(上の図の緑色部分)は、全額を患者さんが負担します。
- 通常の治療と共通する部分(診察、検査、投薬、入院料)は、保険として給付される部分になります。
保険給付分=80万円(10割)のうち、7割にあたる56万円が各健康保険制度から給付され、3割にあたる24万円が患者一部負担金となります。
(厚生労働省ホームページから抜粋、一部変更)