当センターについて about CCSC

メッセージ message

患者安全は医療の基本です。千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター(CCSC)は、患者安全を実践できる医療者の育成を支援します。

患者安全の実現のためには、個人のスキルを高めることが必要です。当CCSCは、そのためのシミュレーターを提供します。医療チームのスキルを高めることも必要です。当CCSCは、そのための場所を提供します。当CCSCには、病室、外来診察室、救急室を模したトレーニング室があり、施設全体でシミュレーション教育を行うことができます。各室にはモニタリング・システムが整備されており、録画データを学習に用いることもできます。

当CCSCの年間利用者数は延べ約3万人弱、年間利用日数は約330日であり、学生から医療専門職まで、多くの医療関係者が絶え間なくトレーニングを繰り返しています。「練習し、実践し、振り返り、考え、練習する」、これを繰り返すことでスキルが向上します。当CCSCは、千葉大学医学部附属病院の患者安全の向上に貢献していきます。

千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター長
伊藤 彰一