感染症内科

診療体制

重症感染症や免疫機能の低下に伴う臓器移植など感染症対応も対応しています。
また渡航医学など含め、幅広い感染症の診断と治療を提供しています

千葉⼤学病院は⾼度先進医療を提供する病院です。臓器移植など免疫を抑制する薬剤をつかった医療や抗がん剤を使⽤した医療を⾏う患者さんにとって感染症への対応は重要な課題になります。感染症の診断、治療を通して適切かつ安心して医療を受けられるように努めていきます。
また外来ではHIV感染者の診療を行っていますが、千葉県エイズ拠点病院会議を通じて教育・地域連携に努めています。
新型コロナウイルス感染症に対応した診療体制をとっています。

主な対象疾患と診療内容

総合的な感染症の診断、治療の相談を受けております。重症感染症における適切な抗菌薬の使用方法、免疫不全患者における感染症の予防や海外渡航前の予防接種の相談など幅広い診療を行っています。

主な対象疾患

• 一般感染症：細菌・ウイルス・真菌・寄生虫
• 真菌感染症：専門外来を設置しています。
• HIV感染症：カウンセリングも含めた診療体制をとっています。
• 移植関連感染症：臓器移植前の感染症コンサルテーション、移植後の感染症マネジメント。
• 輸入感染症：旅行後の感染症、新型インフルエンザ対応など（感染症病室を有しています）。
• 渡航前相談：渡航前の予防接種、マラリアなどの予防内服などの相談に応じます。
• セクシャルヘルス外来：HIV感染症等の相談・予防を行っています。

診療内容

感染症内科では、感染症全般をカバーする診療を行っています。

• 外来診療では、インフルエンザ、HIV・AIDS、輸入感染症、結核等に対応した診療を行っています。千葉大学病院は第二種感染症指定医療機関となっています。
• 診療体制は感染症全般に関するコンサルテーションとなっています。当科に入院のご相談はお引き受けしておりません。
• 当院はエイズ中核拠点病院になっています。HIV感染は慢性疾患となりつつあり、感染者の高齢化や生活習慣病が問題となっております。これらの問題に対してより良い医療を提供するための臨床研究を行っております。
• 真菌症専門外来は、千葉大学真菌医学研究センターとコラボレーションして専門的な診断と治療を行っております。また真菌感染症の治療や診断に関する基礎研究も行っております。
• 免疫不全や免疫抑制剤を使用して抵抗力が低下した患者さんに発症する感染症に対応した診療を行っています。臓器移植前の感染症対策や移植後の感染症診療もしております。
• 病院感染対策は、患者さんが安心して治療を行うために重要です。ICT（インフェクション・コントロール・チーム）は、医師・看護師・薬剤師・検査技師などが協力して日々の活動を行っています。

診療・研究内容

専門スタッフによる感染症全般にわたる診断・治療・予防への幅広い対応を行っています。また、地域医療機関や行政と連携をとりながら病院感染対策を行っています。

千葉大学病院感染制御部・感染症内科ホームページへ

実績（クリニカルインディケーター）

感染症内科（クリニカルインディケーター）（PDF形式、298KB）

外来診療のご案内

• 外来は午前のみで、午前9時から開始します。
• 他院からの紹介状をお持ちのかたは、前もって電話等でご連絡ください。来院の日時と時間を調整します。
• 真菌症専門外来は要予約です。感染症内科外来までお問い合わせください。
• 外来駐車場がたいへん混雑しますので、車での来院はご遠慮ください。

お問い合わせ	電話番号：043-222-7171（代表） ファックス番号：043-226-2713（直通）

セクシャルヘルス外来

性行為による性感染症の検査や治療及びHIVの曝露（ばくろ）後予防内服を必要とする方を対象に、感染症内科の専門家が診察を行う「セクシャルヘルス外来」を開設しております。
セクシャルヘルス外来を初めて受診される方へ（PDF形式、873KB）
初診は事前予約が必要ですので、下記まで初診の予約をお願いいたします。

セクシャルヘルス外来の予約

曝露後予防内服に関する予約

フロア案内（外来診療棟2階）

外来診療担当医一覧

新患・再来共通

真菌症専門外来（千葉大学真菌医学研究センターと共同で実施）

カウンセリング

スタッフ一覧