母体血胎児染色体検査(NIPT:無侵襲的出生前遺伝学的検査)を検討されている妊婦さんへ

●母体血胎児染色体検査(NIPT)とは?

・妊婦さんから20mlの血液を採取し、血液中を浮遊しているDNA断片を分析することで、赤ちゃんが21トリソミー・18トリソミー・13トリソミーであるかどうかの可能性を検査します。
・赤ちゃんの染色体疾患を確定できる検査ではありません(非確定的検査という位置づけの検査です)。
・赤ちゃんの性別はわかりません。
・検査結果はおよそ2週間後に出ます。
・検査結果は「陰性」「陽性」「判定保留」の3種類あります。
・結果が陽性であった場合には、確定診断のための羊水検査が必要になります。

●対象となる妊婦さん

下記のいずれかに当てはまる方が対象です。
・高齢妊娠の方(分娩予定日に35歳以上の方。凍結胚による妊娠の場合は、採卵時の年齢が34歳2ヶ月以上の方)
・過去に21トリソミー・18トリソミー・13トリソミーのお子さんを妊娠あるいは分娩したことがある方
・赤ちゃんが21トリソミー・18トリソミー・13トリソミーをもつ可能性の上昇を指摘されている方(超音波検査や母体血清マーカー検査などで可能性の上昇を指摘されている場合や、ご夫婦のいずれかが上記染色体にかかわる転座保因者である場合など)

双子などの多胎妊娠の場合は対象となりません。
赤ちゃんの形態異常が明らかな場合は、確定診断である羊水検査を検討することが望ましいと考えます。

当院は、母体血胎児染色体検査を臨床研究の枠組みで実施するNIPTコンソーシアムの協力施設として、日本産科婦人科学会より公表された「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」に関する指針およびNIPTコンソーシアムの方針に則って、検査を実施しています。そのため、この検査を受けるためには臨床研究に参加していただく必要があります。
研究参加(検査受検)にはいくつか条件があります。
・検査の前後に合計3回のアンケート調査に協力いただくことが必要です。
・検査前の遺伝カウンセリングと、検査を希望した場合は検査後の遺伝カウンセリングに、ご夫婦(もしくはパートナーと2人)で来談していただく必要があります。どちらかお独りでは参加できません。

●お申し込み方法と全体の流れ

◯かかりつけの産科の先生に当院NIPT外来専用紹介状フォームに必要事項を記入してもらい、かかりつけの医療機関から当院遺伝子診療部(電話・FAXともに043-226-2325)宛てにFAXで送ってもらう。
(千葉県内の産科がある医療機関には紹介状フォームをすでに配布してあります。もし無い場合は、こちらから直接医療機関に紹介状フォームをFAXでお送りしますので、医療機関のFAX番号を当院遺伝子診療部までお知らせください)。
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◯NIPT希望者本人が、NIPT外来に自分で電話をする。
こちらに届いたFAXを確認したうえで、検査前遺伝カウンセリングの予約日などを調整します。
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◯検査前遺伝カウンセリングの実施
必ずご夫婦(もしくはパートナーと2人)で来談してください。
この日に採血は行いません。採血日は必ず検査前遺伝カウンセリング実施日とは別の日になります。
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◯NIPT受検意思の確認・採血の実施(検査希望の場合)
検査希望の場合は、この日に検査料金をお支払いください。
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◯検査後遺伝カウンセリング・検査結果説明の実施
必ずご夫婦(もしくはパートナーと2人)で来談してください。

<NIPT外来日>
毎週火曜日・木曜日(ともに午後)

<料金>
検査前遺伝カウンセリング 10,800円
NIPT検査料金 197,640円(検査後遺伝カウンセリング料金含む)
お支払いの際には、クレジットカードもご利用可能です。

<申し込み窓口>
043-226-2325(遺伝子診療部 電話・FAXともに)

詳細はお問い合わせください。
□NIPTコンソーシアム ホームページにもNIPTや臨床研究に関する詳しい説明が載っていますのでご覧ください。
NIPTコンソーシアム ホームページ
http://www.nipt.jp/