この度、2017年4月から千葉大学医学部附属病院遺伝子診療部の部長を拝命しました市川智彦でございます。
前身である組織から本診療部の設置・発展に貢献された野村文夫初代部長の功績を引き継ぐことになり、その責任の重さに身が引き締まる思いです。

本院における遺伝医療は、2003年4月に検査部内に設置された遺伝カウンセリング室がルーツとなります。
2004年1月には臨床遺伝専門医制度研修施設の認定を受け、2005年4月に認定遺伝カウンセラー養成専門課程を設置しました。
また、2004年7月に遺伝カウンセリング料金規定を設定し、2008年2月に念願の遺伝子診療部開設となり現在に至っています。

遺伝カウンセリングを必要とする疾患は多岐にわたっています。
2名の認定遺伝カウンセラーが専任として配属されており、遺伝子診療部の基盤を担っています。
また、1名が非常勤としてNIPTのカウンセリングをサポートしています。
消化器外科、乳腺外科、神経内科、産婦人科、臨床検査などを専門領域とする16名の専門医が幅広い領域に対応できるように協力体制を築いています。
私自身は泌尿器科専門医であり、生殖医療専門医をサブスペシャルティとしていることから、遺伝性の腎癌や男性不妊症に関わるカウンセリングを担当しています。

経験豊かなスタッフとともに、遺伝子診療部をさらに発展させ次の世代にバトンタッチしていくことが、私に与えられた責務と考えております。
従来と同様の診療体制を整えておりますので、遺伝カウンセリングが必要になりましたら、是非本院遺伝子診療部にご紹介くださいますようお願いいたします。

遺伝子診療部部長
臨床遺伝専門医
市川智彦