教室紹介

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教室紹介

教授挨拶

「人を育てる教室」を目指して―千葉から世界へ

竹内啓善教授

 

令和8年1月1日付で、千葉大学大学院医学研究院 精神医学の第8代教授に就任いたしました、竹内啓善と申します。

千葉大学精神医学は、1907年に松本高三郎先生が初代教授に就任されて以来、前任の伊豫雅臣先生に至るまで脈々と受け継がれてきた、120年近い歴史と伝統があります。第8代教授としての私の使命は、医局員と同門の先生方が臨床・研究の第一線で存分に活躍できるよう後方支援を続け、千葉県の精神科医療の質をさらに向上させること、そして千葉から我が国の精神医学の発展に寄与することにあります。

臨床においては、大学病院・総合病院として身体合併症を積極的に受け入れつつ、千葉大学と千葉県が有する充実したリソースを最大限に活かし、①児童思春期、②認知行動療法、③リエゾン、④司法、⑤災害医療の五本柱に力を入れます。これらを千葉大学精神医学の特色として魅力を発信するとともに、各分野のスペシャリストを育成するプログラムを開設します。

研究においては、精神疾患のみならず、「心・脳・体」が重なる心身領域における治療学と病態学の共同研究を推進します。そして、臨床現場のアンメット・ニーズに応える成果を千葉から世界へと発信し、国際的に活躍できるフィジシャン・サイエンティストを育成していきます。

歴史と伝統を重んじつつも、既成概念にとらわれない、皆がハッピーになる体制を目指します。自由闊達で和気藹々とした教室から、多様な人材が育ち、巣立ち、世界へと羽ばたくことこそが、私の目指す理想です。

 

スタッフ紹介

医 師 名 職 位 専 門 分 野 資 格
竹内 啓善  教授 臨床精神神経薬理学、精神科薬物療法(特に統合失調症)、コンサルテーション・リエゾン精神医学(特にせん妄) 精神保健指定医
精神科専門医および指導医
精神神経薬理学専門医および指導医
一般病院連携精神医学専門医および指導医
新津 富央  准教授 一般精神医療、認知行動療法、臨床精神薬理 精神保健指定医
精神保健判定医
精神科専門医および指導医
長谷川 直  特任准教授

一般精神医療、コンサルテーション・リエゾン精神医学、 精神腫瘍学

精神保健指定医
精神保健判定医
精神科専門医・専門研修指導医
日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医・指導医
日本サイコオンコロジー学会認定登録精神腫瘍医
小田 靖典  講師 一般精神医療、臨床精神薬理、分子精神医学、ドパミン過感受性精神病 精神保健指定医
精神保健判定医
精神科専門医および指導医
廣瀬 祐紀  助教 一般精神医療 精神保健指定医
精神科専門医
日本医師会認定産業医
公認心理師
岡田 和樹  助教 一般精神医療、精神科薬物療法、コンサルテーション・リエゾン精神医学 精神保健指定医
精神科専門医および指導医
日本医師会認定産業医
川口 恭央  助教 一般精神医療、児童精神医療 精神保健指定医
精神科専門医
公認心理師
矢野 郁明  助教 一般精神医療、睡眠医学、スポーツ医学 精神保健指定医
精神科専門医
日本睡眠学会総合専門医
IOC Diploma in Mental Health in Elite Sport
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
公認心理師
早津 龍之介  特任助教 一般精神医療、児童精神医療 精神保健指定医
精神科専門医
日本児童青年精神医学会認定医
子どものこころ専門医

 

沿革

千葉大学精神医学教室の源流は、1888年4月に始まった精神病学の講義にさかのぼります。

教室としては、1907年9月に松本高三郎医学士が初代教授に就任した精神病学講座に始まります。
その後、1955年4月1日に大学院医学研究科が設置され、神経病理、電気生理、心理、生化学など、精神医学の多方面にわたる研究が発展しました。
長い歴史のなかで、臨床・教育・研究の各分野で多くの人材を育成し、精神医学・神経科学の発展にも寄与してきました。

2001年4月1日には千葉大学大学院医学研究院精神医学となり、現在に至るまで、大学病院を基盤として幅広い診療・人材育成・学術活動を展開しています。関連組織として、2005年4月に千葉大学社会精神保健教育研究センター、2011年4月に子どものこころの発達教育研究センターが設置されました。

2026年1月には第8代教授として竹内啓善教授が着任し、新たな体制のもとで、リエゾン・コンサルテーション、児童精神医学、認知行動療法をはじめ、時代のニーズに応じた精神科医療・教育・研究のさらなる発展を目指しています。