治験概要
治験の目的
現在治療法がない非動脈炎性虚血性視神経症の患者さんに対して経皮膚電気刺激療法を実施した際の、安全性と治療後の視機能への有効性を調べることです。
治験のデザイン
皮膚電極を用いて電流強度1.0mAで30分間経皮膚電気刺激治療を2週おきに6回施行します。

治験に参加頂ける方
- 年齢が20歳以上、80歳未満の方
- 小数視力が手動弁(眼の前での手の動きが見える)以上0.7未満の方
- 非動脈炎性虚血性視神経症の推定発祥から6ヶ月以上経過している方
上記条件を満たしてもご参加いただけない場合があります。
- 血液検査において血液沈降速度が20mm/時を超えるもしくは炎症を示す指標のC反応性蛋白量が血液中で10mg/Lを超える方
- 網膜中心動脈閉塞症以外の視機能に重大な影響を及ぼす合併症がある方
- 血糖コントロールが著しく不良な糖尿病の方
- 血圧コントロールが著しく不良な高血圧症の方
- 肝・腎に障害がある方
- 妊娠中あるいは授乳中の方